コロナの影響で解雇が増えてきているようですが、仕事を辞めるにあたって気を付けたくなることが人それぞれあると思います。
今回の筆者はオフィスでのかっちりした仕事の経験がありませんが色々と仕事を変えた経験があります。
仕事を辞めるとなると引き継ぐこともたくさんあるものの、経験したうえで
あれ?? これあんまり気にしなくてよかったなww
と感じたものを紹介していきます。
今仕事をやめようか検討している方の中で「どんな事に気を付けたらいいだろう?」と考えている方の参考になれば幸いです。
仕事を辞める前に人間関係など、気を付けたくなるけど実際どうでもいいこと
退職するにあたって色々と気に病む人もいると思います。
個人的な考えですが、退職時にあれこれと気に病んだ事というのは後になって考えてみると結構どうでもいいことが多いです。
あくまで筆者の経験上気にしたことですが一覧にしてみました。
- 人間関係
- 金銭面
- 辞めた後やる気が出ないんじゃないか問題(メンタル)
- 仕事を辞めるなんて人としてどうなのか問題(倫理観)
- 仕事の引継ぎ問題
これを見て共感される方もいると思います。
まず最初に言っておくのは、上記のすべてのことは仕事を辞めてしまえば本当に全てどうでもいい事でどうとでもなります。
今回書く内容は「自分を縛っているのは結局自分。」という事です。
仕事を辞める時に気になりがち「人間関係」
おそらく一度も退職を経験したことがない方で気に病んでしまうのが「人間関係」。
ハッキリ言って退職した場合、その職場との人間関係はほぼ完全に断たれます。
これは退職経験者からすると「何をわかりきったことをwww」と言いたくなるようなことですが、退職した後一人ぼっちになってしまうような感覚に陥る人もいるんじゃないでしょうか??
若かりし日の筆者も初めての退職の前には気に病んだことがありました。
ただ最初に書いた通り、退職前の職場の人間関係がバッサリと無くなってしまうのは紛れもない事実なのでいくら気に病んだところで全く意味がありません。
退職前の職場の人間関係が残るかどうかは相手次第
筆者の場合サービス業からの転職の際は、転職前と転職後では勤務の時間帯が全く違ったので、そもそも活動する時間が違ってきます。
休日も平日休みからカレンダー通りの休みに変わりました。当たり前ですが遊びに行く時間も違います。
しっかりと予定を合わせない限り、どちらかが時間的に無理をしないと会う事もままならないので自然と人間関係は疎遠になります。
そんな環境で
いつまでも仲良くしてね☆
というのはただのわがままなので、人間関係を継続してくれるかは完全に相手の厚意に任せるほかありません。
今ではオンラインを使って顔を合わせることも一般的になっているので、悩むくらいであればさっさとWi-Fi環境を整えましょう。
今は転職活動の面接でも打ち合わせでも基本的にオンラインなのでどちらにせよWi-Fi環境は必要になります。
一昔前と違ってネットで簡単に繋がれるので人間関係を何とか残したいのであればネットは必須です。
退職前に金銭的な悩みは解決しておく
退職前に金銭的な悩みは解決しておくと無難です。
ここで書く退職前に解決しておくというのは転職先を確保しておくという事ではなく、収入の方法を広く模索しておくという事です。
金銭的な悩みというのは色々とありますが、仕事を選り好みしなければ基本的にはすぐ解決できます。
さらに言うと一回転職したら次の職場で骨を埋めないといけないわけではないので、とりあえず条件のいい仕事が見つかるまでの間つなぎでどこかに勤めるなり派遣サービスに登録するなりバイトするなりしましょう。
キャリアアップにこだわる場合は知りませんが、このようにまずは食いつなぐことを念頭に置いた行動をすれば貧窮するというのは考えにくいはずです。
バイトや派遣が嫌なのであれば早い段階から転職活動をしておくしかありません。
近年は転職に際しての無料カウンセリングサービスが充実しているので何社か転職カウンセリングを試してみましょう。
プライドを保つかは自分次第
転職の際にプライドを保つかはそれぞれの考えなので、プライドを捨てろと言いたいわけではありません。
まずプライドを保ちたいのであれば退職前からちゃんと準備をする必要があります。
経験上、「なんであの人そんな上手い事生きてるの??」というおっさんはそういった部分での立ち回りが非常に上手いです。うまいというより立ち回りを中心にして生きています。
実際の仕事の能力が高いというよりもTPOを守った服装に注力しているなど自分を売り込む能力に長けている人が多いイメージです。
またそういった方は身の振り方を考えて普段から転職できるように情報を集めています。
文字で読むとズルい印象を持つかもしれませんが、これも一つのスキルであり周到な準備をしているというのは事実です。
退職した後、転職活動のやる気が出ないんじゃないか??
個人の問題ですがこれは本人がやる気を出すしかありません。
ただ言えるのは今勤めている職場を退職するというのは、今現在何かしらの不満やトラブル・ストレスがあるため退職するという事です。
一方「やる気が出ないんじゃないか??」は未来のストレス・未来への不安です。
この二つを天秤にかけた時に未来のストレスが勝つのであれば退職しなければいいだけの事でしょう。
では実際に退職した後に「やる気が出ないんじゃないか??」と悩むかというと完全にNOです。
人間はよほどの破滅主義者でない限り生きるための行動をとるので結局は何とかしようと行動しています。
大抵は「やる気が出ないんじゃないか??」なんて悩んでいた事すら忘れるので、この悩みは退職前特有のマリッジブルーのようなものです。
退職する前に転職サービスに登録して話を詰めておくとスムーズな転職活動ができます。
仕事を辞めるなんて人としてどうなのか問題
これは教育や職場に洗脳されているだけで、今回挙げた悩みの中でも最もくだらない悩みです。
今の日本社会で終身雇用などあり得ません。
新社会人か定年間近の人でもない限り退職・転職を経験していない人の方が少数でしょう。
嘘だと思うなら道行く人に「転職または退職したことありますか?」と聞いてみて。ほとんどの方がしたことがあると答えると思いますよ。
生きるためにより良い環境を求めるのが生き物の本能
稀に「仕事を投げ出すのか!」という倫理観を持ち出したり「ここで通用しないんじゃどこ行っても通用しないよ。」など不安を煽ってくる人間がいます。
一切関係ありません。
極端な例ですが人間の祖先は猿ですよね?(猿じゃないって人もいますけど)
イメージしやすいように書いているだけで猿と一緒になれという事ではなく、生き物として自分が生存するのに適さない環境に留まり続けることはおかしいという事です。
こう考えると非常に単純に感じられるのではないでしょうか。
倫理観だなんだと言ってもそれを理由に自分が不利益を甘受する理由にはなりません。
自分の為に良い環境を求めることこそ人間にとって倫理観以前に大事なことです。
仕事の引継ぎ問題
仕事の引継ぎというのは重要ではありますが、完璧にやることは不可能です。
自分が完璧に用意していたとしても受け取る側がちゃんと受け取る気がないのであれば成立しないからです。
仕事の仕方は人それぞれですし、取引先がいるような仕事の場合更に引継ぎが必要になる人間が増えていきます。
ちゃんとした引継ぎをするために努力は必要ですが、完璧などありえないと考えればこの悩みは楽になるはずです。
過去の記事でも紹介しましたが筆者は前任者がバックレた現場に事情説明なしで放り込まれ、それが原因で陰湿な職場いじめを受けた経験があります。
そんなゴミみたいな行動をとる人間もいるので、引継ぎで頭を悩ませているあなたは大丈夫!! 聖人!!
少しでも準備してくれているだけで後任者はありがたいものです。
まとめ
今回紹介した退職前に気になるけど気にしても意味がない事はこちら
- 人間関係
- 金銭面
- やる気が出ないんじゃないか問題(メンタル)
- 仕事を辞めるなんて人としてどうなのか問題(倫理観)
- 仕事の引継ぎ問題
退職してしまえば「なんで悩んでたんだろう??」と笑いたくなるようなことばかりなので、今悩んでいる方は気にせずに退職しましょう。
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