高齢者のハラスメント問題というのが定期的にニュースになっており、コンプライアンス的にも第三者機関を設けてきちんと対応しようという企業も増えてきています。
セクハラ・パワハラ・アルハラが当たり前だった時代に社会人になった人間として「本当にいい時代になった。」と考えます。
ただ今まであちこちの出向したり転職したりというのを繰り返してきた筆者からすると、もともとハラスメントに対する認識・意識が低い人間はどのように諭したところで意識が改善されません。
基本的に同調圧力で我慢を強要する風潮が強いのですが、個人的に言えるのはそういった職場はサッサと離れた方がいいです。
ちょっと嫌な話も含めますがサッサと離れるメリットなどを解説しようと思います。
ハラスメントやマウントで上下関係を付けようとする人間は非常に多い
筆者はあちらこちらの宿泊施設に出向してお仕事をしていた時期がありまして、新しくいったところでは当然ながら新人になります。
若くて新人であれば年齢が上か下かである程度上下関係がつくので無駄なハラスメントを受けることは少ないと思いますが、筆者の場合「おっさんで新人で出向だから他の会社の人間」というめんどくさい新人です。
同業種で働いているのである程度動けるもののそれぞれの現場のハウスルールなどの確認が終わるまではキビキビと動くことができません。
大体新しい現場に行って1週間ぐらいは確認に費やすので、その期間に上下関係を決めるためのパワハラ・マウント攻撃を受けることになります。
きちんと仕事が出来ていれば上下関係はふわっとしていてもいいんじゃないかと考える筆者ですが、世の中は上下関係を付けたい人間のほうが多いように感じます。
ハラスメントが恒常化している職場からは即離れる
ハラスメントが行われても注意するなどの自浄作用を失っている職場はすぐに離れた方がいいでしょう。
追い詰められている方は厚生労働省の窓口に相談してみるのもいいでしょう。
退職代行が一番オススメですが、「いきなり退職はちょっと…」という方もいると思うので公的機関の窓口に相談しましょう。
なぜかと言うと、自浄作用を失った職場は悪化する一途で改善されることがないからです。
そこで頑張って戦う必要はありません。
違うところで働きましょう。
金銭的な問題はいざとなればどうにでもなる
退職後の金銭的な問題を気に病む場合はいくらか貯金しておいた方がいいと思いますが、どうにもならない場合は親や友人に借りるなどして急場をしのぎましょう。
人に頼ることを恥に感じる方がいるかもしれませんが、返せば何の問題もありません。
つい先日メンタリストDaigoさんが生活保護に関しての発言で炎上されていましたが生活保護は国民の権利なので使う事は恥ではありません。
厚生労働省もTwitterで発信しています。
【生活保護を申請したい方へ】
— 厚生労働省 (@MHLWitter) August 13, 2021
「生活保護の申請は国民の権利です。」
生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください。相談先は、お住まいの自治体の福祉事務所までご連絡をお願いします。https://t.co/yKdp1sjS0b
また厚生労働省は職業支援に関しても定期的に発信しているのでフォローしておくことをオススメします。
下記のツイートのように給付金を受けながらの職業訓練に関しても発信しています。
【就職活動に生かせるIT分野の #求職者支援訓練 を受講しませんか】
— 厚生労働省 (@MHLWitter) August 16, 2021
要件を満たす場合、生活支援の給付金(月10万円)を受けながら、受講することができます。
■求職者支援制度の詳細https://t.co/4NDaz8BYYD
■各地域の募集案内https://t.co/8gcJXuVoqW
■広報動画https://t.co/qBpPG8oA9q pic.twitter.com/DLeIPNouLi
自分で生活を改善する努力をしないのは確かにまずいです。
しかし有効な手段を自分で断つ必要は全くありません。
政治家に反感を持つ内容ばかり報道されていますが、国の真ん中で頑張っている方もいるので利用できるものはどんどん利用しましょう。
特にIT分野の人材はいつでも求められているのでプログラミング普及の過渡期である現在のほうが上記のような支援は受けやすいと言えるでしょう。
求職支援も色々あるので厚生労働省のHPを見てみましょう。
またインフラ系などプログラミング系のサービスも各企業充実してきているのでまずは無料診断から受けてみましょう。
転職に踏み切れない理由を考える
当たり前ですがハラスメントを喜んで受けている方というのはいません。
嫌な思いをしたのであればサッサと立ち去った方がいいはずです。
それでも転職に踏み切れないちうのは何かしら理由があるはずです。
通勤の条件やご自身の技能など色々と転職を躊躇させる理由を考えてみましょう。
ただ考えてみると意外とこれと言ったものはないかもしれません。
気になる事は転職に踏み切ってしまえば「あんまり関係なかったな。」という事が少なくないはずです。
「うまいこと逃げる」という考え方
逃げる事はそもそも恥ずかしいことではありません。
ただ逃げるのであればスパッと逃げましょう。
退職代行でもなんでもいいのでスパッと逃げます。
ぐずぐずと愚痴を漏らしていても誰も自分を助けてくれないという事実だけは動きません。
逃げた後にどのように立て直すかという事は逃げた後に考えてもいいのでまずは逃げましょう。
そのあとは転職のプロと相談してのんびり決めたらいいだけです。
転職支援・キャリアコンサルティング
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