おはようございます。ぱじ山ねまきです。
コロナ渦の中、感染者数や各種政策以外にコロナ退職も話題に上がりますね。長年勤めた会社がテレワークしようとしない、などよく耳にします。
私も転職経験がありますが、勤めていた会社を退職を考えた・決めたきっかけを書いてみようと思います。
パワハラ被害の経験から考える、本当に退職すべきタイミング
私自身は過去に2回転職していまして、退職理由は共通していたりしていなかったり。
過去に退職した時の理由
- 体調を壊した
- 契約更新されなかった
- 精神的に追い詰められた
体調を壊した
これは新卒で入社した会社を辞めたときの最大の退職理由です。
体調を壊した理由は後述しますが、慢性胃炎のような状態になってしまって結局1年間通院治療しました。
途中で少しの間だけ違う薬を処方されたんですが、そのとき主治医から
この薬は胃炎ではいちばん強力だからこれより強い薬はない。
服用期間も最大2週間までと法律で定められているから、2週間後にはまた前の薬に戻すよ
と説明を受けて、そのときに
このままでは死ぬ
と命の危険をようやく認識できて退職を決めたのでした。
契約更新されなかった
2社目は契約社員で、これはその2社目をやめたときの退職理由です。いわゆる会社都合ですね。
ま、契約更新されたとしてもやめる気だったから通告される前に退職届書いてたけどね(笑)結局使わなかった。
次の更新がないのはもう雰囲気でわかっていて転職活動を始めていたので、通告後は意気揚々と有休消化して応募先の面接に行ってました。
精神的に追い詰められた
先述の「体調を崩した」「契約更新されなかった」はこれに起因しているので、ある意味本当の退職理由ですね。しかも2社共通。
追い詰められ退職を決めるまで
一社目は心身とも限界を超えてしまった
仕事内容が自分に合わなかった上に、直属の上司からパワハラを受けて心身とも異常な状態でした。
薬が増えたりこれ以上家族に迷惑をかけたくなくて診断は受けなかったんですが、今思い返すと当時はうつ病一歩手前だったと思います。
地獄のループができあがる
ストレスで胃痛って本当になるんだね。
当時はヨーグルトが生命線。ちなみに辛いもの好きだったのがまったく受け付けなくなって今もダメなまま。
仕事のことが頭から離れず夜眠れなくなる。家族に隠して市販の睡眠薬を常用し始める。
ご飯が食べられず十分な栄養が取れない&夜眠れず休めていないせい。正常な判断ができなかったり、普通ならすぐにわかることが覚えられない&理解できないなんてザラ。
ケアレスミスが増えただけじゃなくて、力が入らなくて持っていた物を落としたり周りにぶつかったりも増えた。
相手にとっては攻撃するネタが増えただけ。自分で気づいて反省とか言動を改めるなんてするはずない。
パワハラ激化に比例して悪くなっていく…
こんな最悪のループができあがるまでに時間はかかりませんでした。
めっちゃ辛かった。
実家暮らしじゃなかったら死んでたかもしれない。
いよいよ退職という時期、お世話になった他部署や営業所へ挨拶回りしたらいろいろ声かけられましてね。
あんなのの下でよくやってこれたね…
私ならすぐに辞めてる
あー客観的に見てもアウトだったんだな…
……
…いや待て、というか
気づいてたなら助けてよ!!!
そうです、周りは助けてくれないんです。
自分から助けを求める、自分のことは自分で守るしかないんです。
二社目は「なんとなく合わないなぁ」から退職へ
一社目ほどじゃないけど二社目も上司との折り合いが少しずつ悪くなっていき最終的に退職しました。
新人への引き継ぎでメンバーの業務調整するのはわかるんだけど、なぜか私がやってた仕事からばっかりだったんですよね。
そして、その上司…一社目でパワハラしてきた元上司と似てたのね…しゃべり方が…
甦るトラウマ。
そうなると私も私でストレスが勤務態度に出始めて、もともと朝は苦手なんですがさらに起きられなくなって毎日10~20分を繰り返すようになり。口だけフレックス制って言ってる会社だからいくら退社時間で調整しても遅刻扱いにされる。
上司以外との人間関係は悪くなかったし仕事もちゃんとやってたんだけど、毎日のそういったことが積み重なって契約更新なしという結果になったのでした。
しかし、“一度転職できている”という、いわば成功体験がその時点であるので
「大丈夫、また転職すれば良い」「ここでやるべきことや学ぶことはもうない」と徐々に思えるようになり
もうここにいる意味ない!
や~~~めよ!!!
となって、契約更新されないとわかりつつも一応いつでも出せるように退職届を準備し転職活動を始めたのでした。
というか過去の私、上司運が悪過ぎないか…?
最終的に自分のことを守るのは自分
昔に比べて転職が珍しくないとはいえ、会社を辞める・仕事を辞めるというのが大きな決断であり迷うのは当然のことです。
ましてや心身に不調が出ている、危害を加えられているとなれば余計に家族や友人は相談に乗ってくれるでしょう。心配してくれるでしょう。
けど会社で起こっていることに関しては、家族や友人は「第三者」という立場になってしまうのでできることには限界があるのです、結局。
だから最後には自分で行動を起こさなければいけない。
その余力があるうち、そして正しい判断ができるうちが本当の動くタイミングです。
負ってしまった傷の深さと受けてきた時間の長さ、そしてその傷を治し社会復帰できるまでの時間は比例します。
もしかしたら完治できないかもしれません。
私自身も一社目二社目の経験から、元上司達のような声が大きくて早口の人には未だに恐怖心があります。
自分の貴重な時間を、他人に傷つけられたことのリカバリーに費やすなんてもったいなさ過ぎます。
辞めて逃げていいです。
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