仕事を押し付ける人は要領がいい?ハラスメントとの境界線




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「仕事が出来る」と言うと人それぞれ違った定義があるかと思います。

複数の業種の方にインタビューさせていただき筆者自身の意見も含めて「仕事を押し付ける人」「仕事を上手く振る人」というのは仕事が出来る人の共通項のようです。

一歩間違えればパワハラになる等ただの迷惑行為になってしまうような行為ですが、仕事を上手い事人に振れないと自分ばかり仕事を抱えてしまう事にもなりうるので「人に仕事を押し付ける」というのは非常に重要なスキルです。

今回は他人に仕事振ることに罪悪感を感じる人向けに書いているので、あえて「仕事を振る」ではなく「仕事を押し付ける」という言い方をしています。

ここまで読んだ時点で不快に感じる方もいると思いますが、感情を排して単純に理屈と効率をもとに考えていただけると、今後の仕事の一助になると考えます。

以前の記事で仕事の切り分けについても「ここまでが自分の仕事と割り切ることが重要。」と書いた時のように、的外れな責任感というのは確実に身も心も疲弊させます。

この記事を読んで「人に仕事を押し付ける」意味について考えてみましょう。

目次

仕事を押し付ける人は要領がいい?ハラスメントとの境界線

この記事を読んでいる方の中には仕事を「押し付けられる側」の方もいると思います。

実際に筆者自身も20代後半まではそんな立場でした。(現在は個人事業主なので発注もする側です。)

そんな筆者が過去を振り返って仕事が楽になった、負担が減ったと感じたのは「仕事の分担・切り分け」について考えを変えてからだと断言できます。

まず今回の記事でのポイントはこちら

人に仕事を押し付けることと人に仕事を振ることは言葉のニュアンスは違うものの、自分から他人に一定の仕事量が移っているという点では違いがありません。

これを前提として書いていくので「他人に仕事押し付けて楽しようぜwww」という内容ではありません。

ぱじ山

人に仕事を押し付けるなんてひどいorズルい!!

これらの感情も一回横に置いておいて記事を読んでみてください。

今回の記事で紹介する内容はこちら

  • 他人に仕事を振る、押し付けるの違い
  • 仕事で楽をするのは悪い事ではない
  • 自分本位に人に仕事を押し付ける人の心理
  • 仕事を押し付けられやすい人が押し付けられないようになるには
  • 的外れな責任感を捨てて得をする努力をする

あくまで個人的な経験と数人の方へのインタビューの内容ですが参考になれば幸いです。

他人に仕事を振る、押し付けるの違い

冒頭で書いた通り「仕事を押し付ける」というのは一定の仕事量が移るという点では「仕事を振る」と変わりません。

違う部分は何処かというとネガティブなイメージが発生するかどうかです。

極端な例えをすると他人が仕事のすべてをあなたに振ってきたとして、あなたが仕事を振られたことに喜びを感じていたら、ネガティブな感情を抱かず「押し付けられた」とは感じないはずです。

要するに感情一つということです。

重要なのは「仕事振る」という行為自体に善悪はないという事です。

これは精神論ではなくただの事実として考えれば簡単な事なので、仮に今これを読んでいるあなたが「人に仕事を振る」と「仕事を押し付ける」をイコールで考えているのであればすぐに改善できるポイントです。

仕事で楽をするのは悪い事ではない

じゃーじ

人に仕事を振るって言っても、押し付けて自分が楽してるみたいで気まずい。

このように考えて仕事を振ることが苦手な人は特に「仕事を振る事」と「仕事を押し付ける事」を混同しがちです。

というかそもそも仕事で楽をしてはいけないんでしょうか?

仕事において一番の目標というのは仕事を完了する事です。

もちろんその結果より良い成果が出せればなお良いのは言うまでもありません。

しかし他人に仕事を振ることを「押し付ける」と混同して自分が大量の仕事を抱えていた場合、仕事の完了に青息吐息になってしまいその成果を高めることを阻害してしまうと考えられます。

勤勉実直で誠実に仕事に取り組むことは素晴らしい事ですが、それが一人で仕事を抱え込むこととイコールにはなりません。

仕事量が自分のキャパシティをオーバーしている時はすぐに人に押し付けて楽をしましょう。

人を慮れるのは美徳

ぱじ山

自分が仕事を押し付けて相手が大変になったらどうしよう…。

こういった考えの方ほど仕事を振ると押し付けるを混同しがちです。

先述した「自分が楽しているみたいで気まずい」はあくまで自分に対しても視点が向いていますが、この考え方の場合は自分無視で完全に相手側に視点が向ています。

おそらくこの考え方をする人は、この記事を読んでもすぐに仕事をバンバン振るようにはならないと思います。

人を慮れるのは素晴らしい美徳です。

しかし自分がつぶれてしまってはいけないので、まずは「人に仕事を振るのは業務上必要な事である。」と頭の片隅に置いておいてください。

次の項では自分本位の理由で仕事を人に押し付ける人について紹介するので、人に仕事を振ることに罪悪感を感じる方は自分の考えている押し付けとの違いに目線を向けて見ましょう。

自分本位に人に仕事を押し付ける人の特徴と心理

最初に自分本位に仕事を押し付ける人の特徴を挙げていきましょう。

※他にもこんなのがあるよ!という方はコメント欄から教えてください。

どんな人が仕事を押し付けてくるかを考えるとおのずとその心理も見えてきます。

仕事を押し付けてくる人たち

  • 上司・職場の年長者(先輩)
  • 同僚
  • パートのおじちゃん・おばちゃん
  • 取引先

これを見ると職場の全員が仕事を押し付けてくる可能性がありますね。

まず全員に共通するのは単純に「自分が楽をしたいから」という心理です。

ではそれぞれの押し付けにはどんな違った心理が乗っかってくるでしょうか?

上司・職場の年長者(先輩)

上司や先輩で仕事を押し付けてくる人は大体職場でのマウンティングに絡んでくることが多いと考えられます。

仕事以外にも先輩後輩に間柄で当然に感じがちな、自販機までコーヒーを買いに行かせるなど、いわゆる「パシる」のもマウンティングの兆候です。

繰り返しになりますが常識の範囲内で仕事を振ることは押し付けには入りません。

人間の心理の攻撃性というのは不安などの心理的ストレスが原因になっているとも言われており、マウンティングも自分が優位になることで心理的な優越感・安心感を得るために行われます。

上司や先輩からの仕事の割り振りのすべてがマウンティングによる押し付けではありませんが、あなたのキャパシティを超えてなお仕事を振ってくるようであればそれは押し付けであり一種のパワハラです。

商談などで力関係を決めるために必要な場合はありますが、同じ職場でマウンティングを意識してやることは非常に幼稚な事です。

部下や新人をいびって満足を得ている人間に改善を求めるのは、人間性を変えてもらう事と同義になるので改善はまず不可能です。

なんでもハラスメントはコミュニケーション不足

年配の方で「最近はなんでもハラスメントだな。」という方が増えています。

  • 仕事を振る=押し付ける
  • 仕事を代わりにやってあげる=取り上げる

通常の業務内で行った事や厚意で行ったこともハラスメントになりかねない風潮ですが、これはひとえにコミュニケーション不足が原因です。

仕事が忙しくてコミュニケーションが取れなかったり、2021年1月現在コロナの影響で緊急事態宣言が出ているので飲みにケーションが出来ないと嘆いている方もいらっしゃるでしょう。

ただ相手を理解する行動をとらないで「なんでも嫌がるね。」というのは少しおかしいのではないでしょうか。

インタビューした方の中でも「なんでちょっとした雑談も出来ないの…?」という声がありました。

近年ではハラスメントの相談室も多くの会社で設けられているのでそういった窓口の利用を励行するのも重要です。

同僚からの仕事の押し付け

同僚から仕事を押し付けられる場合の心理は3つ

  • マウンティングしたい
  • 自分が楽をしたい
  • 責任逃れ

人によって分量は変わってくると思いますが同僚の場合は大体これです。

仕事中にスマホゲームをやりたいがために仕事を押し付けてくる人間は話になりませんが、仕事を効率的に行う手段として事務的に仕事を横に振る場合もありえます。

押し付けは要領よく立ち回るための必須スキル

職場によって違いますが、じっくりと時間をかけた仕事よりも仕事の件数で評価をされるような職場もあります。

その場合面倒で時間のかかりそうな案件を人に押し付けて、早く回せる案件を取っていった方が非常に効率的です。

今回は「仕事を押し付ける」という言い方で見ているのでネガティブな印象を持ってしまいがちですが、これは仕事をするうえで非常に重要なスキルで、上席に人間から見ると「要領の良いヤツ」という評価につながります。

好む好まざるに関係なく自分の能力や仕事ぶりを効果的にアピールすることは重要な事で、上手く立ち回る努力として仕事の押し付けを行っている人間がいることは事実です。

受け入れがたいかもしれませんが感情を排して単純に理屈と効率をもとに考えてみてください。

あいつだけズルいと愚痴っている人と何が違うか?

愚痴っているだけの人間より確実に周りとコミュニケーションをとっています。

評価する側も人間なので話もしていない相手の事を理解するのは不可能です。

先述したなんでもハラスメントのくだりでは上司側からのコミュニケーション不足について書きましたが、自分からコミュニケーションをとらなくていいとは書いていません。

実際あちこちとコミュニケーションをとることで他人の仕事の状況もよくわかりますし、自分の仕事に生かすことも可能です。

その中で人に無理なく仕事を押し付ければ要領よく仕事が出来るという事です。

現在の筆者の職種ではこのような仕事のやり方は不可能ですが、会社に所属している場合不可能ではないのでこのスキルの習得は非常にオススメです。

パートのおじちゃん・おばちゃんからの仕事の押し付け

あなたが正社員の場合、一概には言えませんがアルバイトや派遣・契約社員など自分よりも決裁権がない人間から仕事が上がってくる場合があります。

私ではわかりかねますのでわかるものに変わります。

このように電話や対応が回ってくるのがわかりやすい例ですね。

これは責任逃れではなく、責任の所在がパートさんにないとハッキリしているため押し付けられる結果になっています。

過去に勝手に先方に回答したあげく報告もしないという無法者もいましたがそういった方は含みません。

もちろんサボりたいから押し付けてくる人というのもいるので、そういった方は上席に報告するなどの対応をとるしかありません。おばちゃんと注意するという仕事を上席に押し付けましょう。

責任を持たなくていい事やってない??

さてこのことからわかるのはあなた自身も自分の責任がない事をやらなくて良いという事。

責任逃れするのか!!?

開き直るのか!!?

本当に責任のあることまで責任逃れしてはいけませんが、大きな声で糾弾されたとしても冷静に考えて自分に責任のない仕事までやるのは意味不明です。

自分のキャパシティを超えて仕事をしている方は自分の責任を超えた仕事もしているかもしれません。

一度仕事の切り分けについて考えてみましょう。

責任を持つという事は決裁権を持つという事です。

上司など職場の方と責任の所在について話す時は、決裁権についての認識を共有しておくことが最重要です。

また裁量を与えられているはずなのにそれを無視して上司が口を出すというのは一種のダブルバインドを受けている状態なので立派なハラスメント案件です。

取引先からの仕事の押し付け。それって尻拭いじゃない?

取引先からのお仕事は基本的に契約書を交わした内容の中でやるので「押し付け」と感じることは少ないかもしれません。

取引先から発生する押し付けの心理は以下の通り

  • マウンティング
  • 責任逃れ
  • 尻拭い

まずマウンティングに関しては最初の先方とのやり取りの中でなめられてしまった場合。

なし崩しに仕事をバンバン押し付けてくることがあります。

この状態になるとまず改善は出来ないので契約を切るか、上席など自分より決裁権が上の方と対応を検討しましょう。

責任逃れと尻拭いは微妙に重なる部分があるんですが、返事が遅い・先方のミスで納期が早まるなどですね。

同じ職場内であればコミュニケーションをとることも出来るので多少の尻拭いも問題ないと言えますが(スゴイ迷惑だけど)、他社間では絶対に軽率に受けてはいけません。

まずは問題が起きたことをそれぞれで報告するのが先です。

そうしないと責任がどこにあるか、何が問題なのか有耶無耶なまま事態が進行してしまいます。

もし取引先とのパワーバランスにかたよりがあって、相手が高圧的な態度に出るのであれば立派なカスタマーハラスメントなので、違った面から対応を考えなくてはいけなくなります。

取引先からのパワハラは放置してはいけない。

取引先からのパワハラはいわゆるカスタマーハラスメント(カスハラ)と称され昨今非常に問題になっています。

2020年6月1日にパワハラ防止措置義務を定める改正法を施行され、厚生労働省が自社内だけでなく他社間で起きるパワハラについても言及しており、相談体制の整備や、被害社員への配慮(一人で対応させないなど)、発生防止のマニュアル作りや研修の実施が有効であるとされています。

ちなみにカスタマーハラスメントという言葉自体は、2018年ぐらいの厚生労働省の有識者会議で「顧客や取引先からの著しい迷惑行為」について啓発するために使われるようになったと言われます。

筆者が声を大にして言いたいのは、勘違いしてはいけないのは言葉がその頃出来たというだけであって、ずっと昔からカスハラに該当するトラブルは存在していたという事です。

昔気質と言えば聞こえはいいかもしれませんが「気っぷがいい」や「気さく」を「雑にやっていれば気さくに見えるだろう」と勘違いしているオッサンも多いので注意がしましょう。

Twitterでたまに話題になる「勘違いサバサバ系女子」みたいなもんです。

カスハラは放置すると一気に増長することになるので、即座に対応することをオススメします。

ピンとこない人もいると思いますが交渉のスキルとして怒鳴り散らす人って結構いるんですよね。

それは以前の記事で紹介しています。

厚生労働省のハラスメント防止関係のページをチェックする。

今後はカスハラへの対応も企業にとってコンプライアンス的に重要になってくると思うので、守られる側の社員の方も一度目を通しておきましょう。

厚生労働省の指針ではこうなってますよ。

いざ話し合いになった時自分がないがしろにされそうになったら厚生労働省を後ろ盾に出来ます。

仕事を押し付けられやすい人が押し付けられないようになるには

これを読んでいる人は仕事を押し付けられやすく、押し付けられないようになりたいと考えているかもしれません。

では仕事を押し付けられがちな方はどんな方でしょうか?

職場での振る舞いの積み重ねが押し付けやすい印象を作っているので、「気が弱い」などの性格的要因は含みません。

仕事を押し付けられがちな人の特徴

  • 無駄に真面目
  • 頼まれたことを断らない
  • コミュニケーション不足
  • 自分のキャパシティを把握していない
  • 何でもポジティブに転換する

あえて嫌な書き方をしています。過去の筆者は大体当てはまっています。

無駄に真面目

真面目だけにすると美徳になってしまうのでこのよう書き方をしています。

真面目であることは人生において非常に重要な美徳の一つです。

ただそれが悪い方に作用してしまう事もあります。

それは「とにかく真面目にやっていれば、周りも自分を慮ってくれるだろう。」という考え方です。

これは自分の扱いを完全に周りに委ねてしまっているという点で間違いです。

職場の人間が全て(または過半数)が同じ考えであれば素晴らしい職場環境になりますが、そんなことはそうそうありません。

そんな人は多少無理をしてでも与えられた仕事を完遂するので周りに、してみれば非常に仕事を押し付けやすい人間と言えます。

頼まれたことを断らない

これは読んだだけで押し付けられやすい原因だとわかります。

頼まれたことを断らないのは誠実に感じるかもしれません。

しかし誠実であることと自己犠牲は同義ではないので、自分が無理な時は「無理だ。」とはっきり断ることが本当に誠実であるはずです。

あなたが断れない性格であるのが原因だとしても頼んだ側にしてみれば「あなたが断らなかったから頼んだ。」という理屈になります。

こんなに自分は頑張っているのに!!

一回頼まれた時にそう感じたのであれば次回からはきっぱり断るべきです。

コミュニケーション不足

悪意を持って仕事を振ってくる人というのはハッキリ言って稀です。

ドラマでもなければそんなことはそうそうありません。(無いとは言っていない。)

ではどうしたら良いのか?

相手に自分の状況を理解してもらう必要があります。

相手に自分の扱いを完全に委ねるのは非常に良くない事ですが、理解してもらう努力を怠ってはいけません。

逆に相手からしたら全く状況がわからないけど手が足りない状況で

ちょっとお願いしていい…?(とにかく手が足りない)

…いいですよ。(本当は余裕ない)

~数日後~

シンドイ!! 仕事を押し付けられた!!
ヒドイヒドイッ!!

何この人…

これはさすがに察せないでしょう。

極端に書いたので不快に感じる人もいると思います。

ただコミュニケーション不足は極端に言うとこういう事です。

次のキャパシティを把握していない事にもつながりますね。

自分のキャパシティを把握していない

これは働き始めたばかりの時によくある事ですが自分のこなせる仕事のキャパシティに関して全く把握が出来ていない時。

八方美人で仕事を引き受けすぎると後がつらくなります。

あの人は色々やってくれるから仕事をお願いしよう。というイメージがついてしまいます。

職場の人間関係が良いにこしたことはありませんが、継続が必要なものを無理して築いてしまうと早晩崩れます。

自分のキャパシティが把握できるまでは無闇に仕事を引き受けない方が無難です。

何でもポジティブに転換する

頼まれたことに喜びを感じてポジティブに考える方も仕事を押し付けられやすいです。

ポジティブであるという事と同時に「こんなに仕事してる自分好き!!」という自己陶酔型の方は特に注意が必要。

だからと言ってネガティブになれと言うのではなくノリでなんでも引き受けてはいけないという事です。

こういった方は疲れてテンションが下がった時に仕事が山積みになっていることに気づいて愕然とするはずです。

仕事を押し付けられないようになるにはちゃんと断って、人にも振る。

シンプルですがこれが一番重要な事です。

また断る事と並行して人に仕事を振ることを身に着ける必要があります。

何でもかんでも断っていると基本的な仕事自体が立ちいかなくなることも多々あります。

そんな時は引き受ける時に他の人に自分の仕事を振ります。

頼まれたBをやるのであれば、Aの仕事があって厳しいので

○○さん!! Aの仕事お願いしていいですか?(大きめボイス)

第三者を巻き込みます。

これで自分の頼みが断られたらそれを理由に断ることが出来ます。

ポイントは頼んできた相手に主導権のある会話にしない事。

「あなたに仕事を押し付けよう。」以外の腹案がない相手だった場合、どうあってもあなたに仕事を引き受けてもらおうと会話するので、自分から腹案をたてて誘導します。

こう書くと難しそうですが、「私に押し付けたら絶対周りも巻き込むからな。」というのをわからせればいいのです。

これらを経た結果「あなたに頼んでるんだけど!」と言われたら「先にAをやっているので出来ません。」と言えばいいだけです。

それでも無理にねじ込んでくるようであれば完全にパワハラ案件なのでそれなりの対応をしましょう。

スマホに録音アプリを入れておきましょう、非常に便利です。

的外れな責任感を捨てて得をする努力をする

文中で都度都度感じの悪い書き方をしてきましたが、筆者自身仕事を押し付けられやすい人間でした。

残念ながら的外れな責任感を感じて頑張っても何も得るものはありません。

筆者自身仕事を押し付けられている時「真面目な人間は損をする。」と考えたことは一度や二度ではありません。

しかし「損をしているというけど、得をするために努力したのか??」と聞かれればNOでした。

人に仕事を押し付けて要領よく立ち回る人間で、押し付けられやすい人間と違った面で努力をしている人がいるのも事実です。

根っからのクズ人間もいますがそれは含みません。

もしこれを読んで状況を変えたいという方はまずは感情的な部分を一回横に置いて、理屈や効率を主眼に置いて仕事をしてみると何か変わるかもしれません。

少なくとも「仕事を断れない。」という癖は確実に無くなります。



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この記事を書いた人

ぱじ山ねまきのアバター ぱじ山ねまき イラストレーター

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