指示厨とウミガメのスープ~仕事の話は曖昧&説明不足がデフォルトと思え




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おはようございます。ぱじ山ねまきです。

タイトルを見て「は?」と思った方も多いと思います。

筆者の個人的見解「仕事の指示はウミガメのスープ」について書いていきたいと思います。

目次

ウミガメのスープって?

そもそもウミガメのスープって何ぞ?という方もいらっしゃるでしょう。

ウミガメのスープとは?

世界中で楽しまれているシチュエーションパズルのこと。

水平思考クイズや水平思考推理ゲーム、Yes/Noパズルとも呼ばれる。

回答者は出題者に「はい」「いいえ」「関係ありません」のいずれかだけで答えられる質問をしていき問題文に書かれていない要素を導き出して答えを出す。

「ウミガメのスープ」と一般的に呼ばれているのは、海亀を題材にした問題が有名なためと思われる。

最近はYouTubeでウミガメのスープの問題を解く動画を配信している人も多いですね。

実際にどんな感じで問題を解くかは動画を見ていただくとイメージしやすいと思います。

指示厨とウミガメのスープ~仕事の話は曖昧&説明不足がデフォルトと思え

ウミガメのスープと多くの指示厨には大きな共通点があります。

それは、とんでもなく言葉足らず・だいぶ曖昧・説明不足であるという点です。

ぱじ山

まぁウミガメのスープのほうはそもそもそれを前提にした遊びなんだけどね

しかし仕事のほうは「そういうものだから」というわけにはいきません。

言葉足らず・曖昧・説明不足な指示だと指示した側と違う意図で捉えてしまい、大きなミスや余計な仕事につながる危険があります。

仕事でも私生活でも「これくらいわかるだろう」という考えはさまざまなミスやすれ違い行き違いの原因になります。

「指示厨」とはもともと他人のやることにああしろこうしろと口を出したがる人のことを指しますが、経験上、仕事上で「指示厨」と呼ばれる人は指示が下手な人が多いです。

指示(説明)が簡潔で的確であれば何度もする必要はないですよね。

そのため、何度も繰り返す指示厨の人は「指示がウミガメのスープ状態のため受ける側が理解できない、故に何度も指示を出さざるを得ない人」であると言えます。

また、ウミガメのスープ状態の指示は内容がわからず受ける側にとっては大きなストレスとなります。

自分が話すときに言葉足らず・曖昧・説明不足(=ウミガメのスープ状態)になっていないか一度振り返ってみるとよいでしょう。

もしウミガメのスープ状態の仕事の指示が来たら

ウミガメのスープ状態な指示を受けたらまずやること。

それは仕事に取り掛かる前に内容を整理しながらとにかく確認することです。

ぱじ山

以前の記事でも紹介した「きょうホウレンソウかく」ですね

確認せずに「こうだろう」と予想をつけて進めることもできますが、万が一その予想が違っていたらどうなるでしょう?

修正ややり直しといった余計な仕事に時間を取られてしまったり間違った対応をしてしまうのは自分自身です。

面倒だし聞きづらいのはとてもよくわかりますが、ミスやリスクを回避するためにも整理・確認は必要な作業なのです。

どんなことを確認すればよいか

ウミガメのスープ状態な指示の内容は、稟議書の記事でもご紹介した「6W2H」に沿って整理すると良いです。

不明点などが明確になりやすく指示者への確認もスムーズになるでしょう。

6W2Hとは?

5W1Hに+αした、近年よく用いられているビジネスでの必要項目の考え方のこと。

  • When=いつ
  • What=何を
  • Where=どこで
  • Why=なぜ
  • Who=誰が
  • How=どうやって

ここまでが5W1H。

6W2Hでは下記2項目が加わる。

  • Whom=誰に
  • How much=いくらで

例えば「イベントで配布するグッズ1万個の見積りを取れ」という指示だった場合…

  • When=いつ:いつ行われるイベントか、納品期限はいつか、いつまでに見積りが必要か
  • What=何を:グッズは何か、何のイベントか
  • Where=どこで:どこで行われるイベントか
  • Why=なぜ:グッズを配る目的は何か
  • Who=誰が:―
  • How=どうやって:どう配布するのか
  • Whom=誰に:配布する対象・ターゲットはどんな人か
  • How much=いくらで:グッズ作成の予算はいくらか
  • その他:グッズのサイズとデザインは決まっているか、1万個だけの見積りで良いか(数量違いの見積りは必要か)

筆者がざっと考えただけでもこれだけ整理し確認する点がでてきます。

ウミガメのスープの場合と同様に「はい」「いいえ」「関係ありません」のいずれかで答えられる質問にする必要はありません。

まとめ

仕事の指示はウミガメのスープ状態というのがデフォルトだと思いましょう。

実際に具体性を欠いた指示が来た場合は必ず確認をとりながら仕事を進める事をオススメします。

焦らず整理すれば答えは見えてくるので「あの人の指示はわかりにくい。」という事に感情を割かないようにすれば、ストレスを感じにくくなります。

また自分が他者に指示を出す立場であれば今回紹介した6W2Hの内容を外さないように指示を出すように注意しましょう。

支持を出す立場によって確認する内容は違ってくるものの「こうやってくれるだろう」という期待や希望的観測をもとに指示を出す癖がつかないようにする必要があります。



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