転職で避けたいブラック企業の求人・面接の特徴9選




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今回は転職の時にチェックしておくべき求人の特徴について紹介していきます。

筆者自身不動産系ブラック企業に勤めたあとに転職活動を行い、その後採用担当を務めた経験から求人を見る時のポイントと面接のときに見るべきポイントを紹介していきます。

これから転職活動を始める方や就職活動を始める方の参考になれば幸いです。

目次

転職・就職でブラック企業を避けるために気を付けるポイント 求人編

まずは求人でチェックしておくべき点。

みなし労働・みなし残業または年棒制という文言がある

そもそも見なし労働やみなし残業というのは何かというのが重要。

「みなし」とはあらかじめ残業代を給料に含ませるシステムです。

終業時間中ずっとオフィスにいて事務作業などをする仕事でみなし労働があるというのはちょっと意味が解りません。(理屈的に)

例えば外回りの営業マンなどだと勤務時間の管理が難しいのでみなし労働になるのは自然です。

しかし出社して会社のパソコンに出勤を打刻してという事であれば終業時間がしっかりと管理できるので「みなし」にする必要がありません。

求人に「みなし残業」や「年棒制」と書かれていたら面接の時に

みなし残業は何時間ですか?

とハッキリ確認しておく必要があります。

これが決まっていない場合は言外に「たっぷりサービス残業してもらうよ^^」という事が示されているともいえます。

また年間を通しての仕事量が一定ではない仕事の場合もこのような「みなし労働」という文言は見られますが、近年では「年棒制」という言葉にすげ変わっていることも多く見られます。

年棒制は年間の給与を月で割って支払われるものですが、残業代をまったく出さなくてよいという訳ではありません。

会社側がこれを勘違いしている可能性があるので「ちゃんとわかったうえで年棒制を導入しているか?」の確認も必要になります。

年棒制のポイントに関しては下記サイトを参考にしてください。

賃金・年棒制について 独立行政法人 労働政策研究・研修機構

複数の部署で常に求人を出している、大量募集をしている

たまにネットで調べたり求人雑誌を見た時に常にどこかしらの部署で求人を出しているような会社があると思います。

皆さんも見た時に感じると思いますが、こういった会社は人の定着が悪く離職率が高いです。

以前の記事でも紹介した通り仕事量に対して人手が足りるように調整するのが会社の組織としての仕事です。

これが出来ていないのはブラック確定です。

研修もそこそこに大量の仕事量がのしかかってくる可能性が高いです。

アットホームな雰囲気

この文言がある求人は一発アウト。

本当にアットホームな職場かもしれませんが就職や転職で求人を見ている人間はそんなことより詳しい条件を知りたいのでそんなことはどうでもいいというのが本音です。

そもそも仕事は仲良しこよしをするために行う事ではないので、アットホームな雰囲気になるかどうかは結果論です。

「アットホームな雰囲気の職場です!!」というのは他に書く事がないぐらい職場に魅力がないという事の裏返しです。

ノルマ無し!!は経営上ありえない

「ノルマ無し!!」も求人でよく見る文言です。

考えるまでもありませんがノルマが無くて何も達成せずに給料をもらえるのであればだれ一人頑張りませんし、そもそも利益が出ません。

会社はニートを抱え込む組織ではないので経営上ノルマ無しはあり得ません。

おそらく入社したら

じゃーじ

ノルマはないけど「目標」はあるよぉ。ニタァ

と言われるのがオチです。(※これは本当にあります。)

求人欄に飲み会とかイベントの写真がある

採用もやっていた人間からするとこれらに何の意味があるか全くわかりません。

個人的には職場での飲み会もイベントも好きではないので、距離の近い付き合いを嫌う人間を選別するためだというのであれば効果的だと思いますが、仕事内容には全く関係ないはずです。

ハラスメントの温床になっているような場合も少なくないのでこういった画像が載っている求人は避けるのが無難です。

家族経営の会社

家族経営です!!と書いてはいないと思いますが、求人を眺めていて使っている画像や場所によっては一族経営の可能性が高い会社というのはあります。

もちろん面接を申し込む前に自分でもリサーチすると思います。

以前書いた記事でも紹介した通り、家族経営の会社というのはその一族が会社での貴族・王族なところもあります。

もちろん家族経営でもきちんとした会社の方が多いですが、求人で見かけた時はよく調べることをオススメします。

ブラック企業にありがちな面接

全部ではありませんが経験上これはマズいかもと感じられる事。

また面接のときは相手先の会社に行くので会社内の雰囲気をチェックするのも重要です。

圧の強い面接

俗にいう圧迫面接とは違うかもしれませんが、人事の方に余裕のない面接というかとにかく「圧」が強い面接。

筆者は世間一般で言う圧迫面接に遭遇したことはありませんが、人事の方の目が死んでいたり面接になにか異様な雰囲気を漂わせてくることはあります。

そもそも採用担当に余裕がないというのがおかしな話なのですが…。

社内の雰囲気がよろしくない

お母さんのようなことを言うようですが、社内が汚い会社はブラック企業の可能性が高いです。

机の上が汚いなど余裕がないという事もあると思いますが、個人的な見解としては「整理整頓をする」という発想が出ないぐらい倫理観が低いと考えられます。

細かい事を言うときりがありませんが面接のときに感じた違和感というのは大体間違いがないので自分を信じましょう。

入社してしまうと「それが当たり前」という感覚に流されてしまうのでブラック企業の雰囲気に染まる前の自分の直感が一番正しいです。

違和感を信じていなかったら逮捕されていたかも…

面接官が若い、若すぎる

新興のベンチャーなどもあるので一概には言えませんが、面接官が若すぎるのはかなりマズい可能性があります。

人事に若い方がいることはありますが若すぎる方が面接官をする事はあまりありません。

もしかしたら面接で確認する絶対的なテンプレがあるのかもしれませんが、そこまで考えられないので気を付けましょう。

ブラック企業に引っかかってしまったら

ブラック企業に引っかかってしまった場合は退職代行を使おうが何だろうがすぐに退職をする事をオススメします。

未払いの残業代がネックになっているようであれば法テラスや厚生労働省の総合労働相談センターに相談してみるのも一つの手ですね。

最近では退職前の準備用のサービスも出ているのでそれらを利用して周到な準備をするのも重要です。

まだハラスメントに対しての整備が進んでいなかった2000年代に比べて選択できることが増えているので、自分が有利になることはドンドン利用していきましょう。



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ぱじ山ねまきのアバター ぱじ山ねまき イラストレーター

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