仕事でモチベーションを保つのは重要な事です。
調子のいい時であれば「モチベーションが上がらない、どうしよう…。」なんて頭を悩ますことすらありませんが、落ち込んでいる時は特に悩んでしまう事ランキング第一位ではないでしょうか?
シンドイ時は特に「なんでこんな事してるんだろう…?」ってなりますよね。
今回はモチベーションが上がらない時に多い原因と、どのように解決したかを何人かの方にインタビューした内容を紹介していきます。
今回紹介する内容を読んで「そんなことをしたら余計に落ち込んでしまう。」と感じる方もいらっしゃると思いますが、それぞれ実際に行われた(インタビューで回答いただいた)内容を書いています。
あくまでも参考程度にご覧ください。
仕事のモチベーションが上がらないシチュエーション色々
世の中に山ほどある仕事のモチベーションが上がらない原因の中で今回紹介するのはこちら。
- 朝
- メンドクサイ仕事を振られた時
- 報酬が見合っていない時
- プライベートが充実していない時
インタビューして似通った回答はまとめさせていただいております。
朝はモチベーションが上がらない
これはそれぞれの体質も関係してくるのでモチベーションとは関係ないかもしれませんが、大いに共感していただける項目だと思うので紹介します。
まず筆者の場合、サービスのお仕事で夜型の仕事をしていたものが完全に朝方(それも早朝からの勤務)に変わったので転職ホヤホヤの時は本当にしんどかったです。
そのくせ深夜まで遊ぶ時間は変わっていなかったので深夜の3時ぐらいに就寝して6時起床~7時始業という生活をしていました。
それは早く寝ないからじゃないの?
その通り。
たまにテレビで見るような漁師さんの生活を見ればわかるように朝早く起きる場合は早く寝ればいいんです。
「朝シンドイ…、仕事行きたくない。」って言っていた方のほとんどは寝るのが遅いです。
筆者がサービス業をやっていた時シフトが夕方からの時も14時ぐらいに起きて「夕方からの仕事メンドクサイ…。」と言っていたので、実は朝が早いとかはモチベーション云々には関係ないんですよね。
ここまで読んでわかると思うのですが不規則な生活をしていると何をするに対してもモチベーションが上がらなくなります。
生活スタイルを変える
朝起きるのがつらい時は生活スタイルを変えるのが一番です。
筆者自身の経験上、生活スタイルをガラッと変えることで完璧に解消できると断言できます。
簡単に言うと早く寝るようにすれば体が環境に適応してつらくなくなります。
実際に朝早く出勤する必要がある時は前日の22時には就寝していました。
仕事が遅くまであってそんな早く寝れないんだよっ!!
それは転職しましょう。
友人を含めブラック企業自慢をする方に多くお会いしてきましたが、ナゼ仕事を変えないのか正直理解に苦しみます。
筆者が過去にやっていたサービス業を転職した理由は腰を痛めて立ち仕事が出来なくなったからです。
しかしそのサービス業で「腰痛」は年季の長い人間には職業病のようなところがあり、手術をしてリハビリ後職場復帰する方がかなり多かったです。
そのため腰を手術して職場復帰することが一つの勲章というか通過儀礼のようになっており「手が足りないんだから手術したらさっさと戻って来いよ。」と当たり前に言ってくるような職場でした。
筆者の場合自腹で手術した後に、また腰を傷める可能性がある仕事に復帰する気には全くならなかったので転職を選びました。
以前の記事でも書きましたが食いつなぐ程度であれば、このコロナ禍でも仕事があります。
もちろん多額な給料などの待遇と健康的な生活を天秤にかけて、給料が勝つのであれば我慢するしかありません。
メンドクサイ仕事を振られてモチベーションが上がらない
仕事のモチベーションが、仕事によって上がらないというのが一番多かったです。
- 苦手な仕事を振られる
- 慣れない部署に転属になる
- 仕事の連絡などが上手くいかない
他にも色々ありましたが抜粋しています。
苦手な仕事を振られる
大人になれば苦手な仕事でも嫌な仕事でもやらないといけない時があります。
とはいえその仕事をする間にモチベーションを維持できるかというと全くの別問題。
苦手な仕事ばかりやっている精神的に病んでくるので個人的には転職をオススメしますが、苦手な仕事はあるものの他の仕事は好きでやっている物だから転職するまでもないというのが実情。
モチベーションを維持するには難しいですが苦手な仕事を振られた時の選択肢に関して得られた回答は大まかに二つ。
黙々とこなす。
モチベーションが上がる上がらないを考えずにただ黙々と仕事を進めていく事。
解決策になっていないと感じる方もいると思いますが、モチベーションの維持云々はあくまで感情によって悩みとして発生する問題です。
なぜ感情的になるかというとふられた仕事に対して「期待」・「失望」などが乗っかってくるからです。
そういった感情を配して黙々とこなしていれば苦手な仕事でもいつかは終わります。
色々な方の回答の中で一番多かったのが感情を殺す事でした。
苦手な仕事は他の人に任せる
この方法は出来る職場と出来ない職場がわかれるものの非常に効果的に使える方法です。
完全に押し付けるという事ではなく他の人の苦手なことで、自分がその人よりも効率的に仕事を出来る仕事と交換して行うという方法です。
自分がやらないといけないというこだわりを捨てると簡単に解決する可能性があります。
仕事のモチベーション低下要因に対して、明確な解決方法として常に使用できるので可能かどうか職場で確認した方がいいかもしれません。
慣れない部署に転属になる
慣れない部署へ転属した場合、転属後に仕事に慣れることが出来ない場合モチベーションを保つのはほぼ不可能になります。
ほとんどの場合上席に希望を伝えて、希望が通らない場合は転職することが自分を守るためには正しい方法のようです。
こういった話になると「仕事を投げ出すんじゃない。」と倫理観を振りかざしてくる方がいます。
負担に目をつぶれるほど給料がいいならまだしも、仕事のモチベーションが失われている状況で無理をするとうつ病を発症する可能性があるのでサッサと退却しましょう。
意味のない倫理観に振り回されて「やりがい搾取」を受けるのは自分の将来に何の生産性もありませんし、それを当たり前だと思っているのは日本の悪習です。
仕事の連絡などが上手くいかない
同じ職場の人間との連絡・引継ぎなど連携がうまくいかない時、非常にモチベーションが下がりますよね。
なんでこの日までに提出しろと言ったものが用意できてないんだ…。
引き継いだはずの内容をやってないって何なんだ…。
モチベーションの低下と共に周りへの不信感にもつながります。
ただ周りの人間はあなたではないのでちゃんと伝えたつもりでも伝わっていなかった可能性もあります。
忙しくて生返事をしていただけで資料置いておいたの聞いてなかった…とかね。
その結果引き継いだはずの仕事をふられる可能性もあります。
これは連絡した相手がだらしないのか職場自体がだらしないのか不明ですが、非常にモチベーションが下がります。
環境的にモチベーションは上げようがないので、まずは自分の身を守る方法を模索します。
連絡したことを周りに周知する
最近は職場内で使えるコミュニケーションツールもたくさんあるので、連絡したことを職場の人間全員で共有することも簡単です。
これと同じようにコミュニケーションツールを使わなくても連絡したことを周りに周知してしまえば、相手もこちらの連絡事項に意識を割くようになります。
筆者もある宿泊施設内を走り回るような業務をしていたことがあり、当時はそんな便利なコミュニケーションツールなどありませんでした。
そんな時は各セクションを通り過ぎるついでに担当者がいれば連絡した内容を口頭で「誰々にこうお願いしてある」と伝え、いなければデカい付箋に書いてデスクに貼り付け「私は確実に連絡しているのでやっていない場合は誰々まで聞いてね。」感を関係する人間全員に浸透させました。
自分に負担が来ないようにコンセンサス(この場合根回し)を得ておけば、いざという時も自分に被害は及びません。
しつこくやると嫌がられるかもしれませんが、相手がちゃんとやってくれるのであればこんなことをやる必要はありません。
仕事量に報酬が見合っていない時
仕事に足しての報酬が業務量に比べて見合っていない場合はめちゃくちゃモチベーションが下がります。
これは契約内容に関係してくるので会社員の方の場合、改善するには転職をするしかありません。
ただ今後は正社員の個人事業主化も推進される可能性があるので、個別の仕事単位での契約・受注の場合交渉することで改善可能です。(※交渉できるような環境であれば。)
個人事業主の場合は最初の契約時に相手との力関係が決まります。(筆者の経験上)
最初にキチンとしたやり取りが出来ないとなると、その後の交渉もまず上手くいきません。
誠実に仕事をしていればいつか認めてもらえるよ!!
たまにこういった事を言う方を見かけるのですが、これは「頑張って探せばツチノコが見つかる。」と言っているのと同じぐらいファンタジー。
値上げをしてお客さんが離れた商品なんていくらでもあります。
例えばあなたが普段注文している500円の生姜焼き定食が1000円に値上がりしていたら注文しますか?
その生姜焼き定食がよっぽど美味しければ注文すると思いますが、ほとんどの方は違うメニューを注文するようになると思います。
これと同じように仕事の報酬の値上げ交渉というのは難しいです。
頑張って報酬が上がるのは会社員だけです。
プライベートが充実していない時
プライベートが充実していないというのは仕事のモチベーションを下げる遠因になります。
仕事とプライベートの両方を充実させたいというと贅沢に聞こえるかもしれませんが、生きる上でどちらも重要になってくるので充実しているにこしたことはありません。
ある意味ストレス解消を上手くできている人ほど仕事への意欲も高いと言えます。
過去に落ち込んだ時に気分転換にやっていることをインタビューした記事があるのでそちらを参考にご覧ください。
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