kindle漫画オススメ、「スプリガン」を読んでオーパーツにワクワクする。




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おはようございます。すうぇっとジャージです。

今回ご紹介するのは、オーパーツにワクワクできる漫画「スプリガン」です。

目次

kindle漫画オススメ、「スプリガン」を読んでオーパーツにワクワクする。

1989~1996年まで週刊少年サンデーで連載されていた作品です。

作画は「ARMS」でお馴染みの皆川亮二先生。原作はたかしげ宙先生。

全11巻の読み切りやすい巻数であることもオススメポイント。

スプリガンを構成する要素。

  • バトル
  • ファンタジー
  • ホラー
  • ちょっぴりミリタリー

世界各地の伝承・伝説、現代にも伝わっているオーパーツがテーマになっている作品です。

人によってはゴチャ混ぜ感があって好きになれない人もいると思いますが、ゲームの「スーパーロボット大戦シリーズ」のように色んな世界観が混ざった作品が好きな人はハマると思います。

私が知らないだけかもしれませんが、ここまでオーパーツをガッツリと扱った漫画って他になかったはずです。

オーパーツ

「場違いな工芸品」と言う意味で、出土した場所や当時の技術では作れないはずの物を指します。

細かい定義は他にもいろいろありますが、そこらへんはWikipediaを参照してください。

とにかく厨二病を加速させてくれるファンタジーなアイテムが多いです。

スプリガンの魅力

空想上のものが山盛りで出てくるので、スプリガンの魅力はザックリ言うと「トンデモ設定」です。

ファンタジーな獣人が出てきたと思えば全身を機械化したSFなサイボーグが出てきたり、西洋風なノリなのかな~と思ったら和風に「ヤマタノオロチ(炎蛇)」が出てきたり硬気功とか中国的な技が出たり、インドの不老不死の薬(ソーマ)が出てきたり山盛りです。

私のファンタジー的な知識の基礎になった作品と言っても過言ではありません。

従来のファンタジーと現代的な科学が融合している世界観

スプリガンの面白いところは従来のファンタジー要素と現代の科学的要素を融合させているところです。

例えばドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのRPGゲームでお馴染みの「オリハルコン」

スプリガンの作中では現実に存在するものとして登場します。

主人公は危険なオーパーツを封印・管理する組織「アーカム財団」のエージェント:御神苗 優(おみなえ ゆう)。

高校生ながらエージェントとして世界中を飛び回って軍事組織「トライデント」や色んな悪の組織や悪人、過去の遺物と戦っています。

作戦中に着ているアーマードマッスルスーツは「オリハルコン」を利用した人工筋肉を使用しており、使用するナイフもオリハルコン製です。

つまりよくあるファンタジーだと「オリハルコン」が出てきたら世界観的には中世ヨーロッパのような世界観がほとんどですが、

スプリガンは「もし、このオーパーツが本当にあって、現代の軍事技術に利用されていたら、こんな感じのバトルになるだろうな」ワールドです。

世界観が振り切っているので入り込みやすいのも魅力です。

ちなみに「ノアの箱舟」編はアニメ化されてます。

スプリガンで出てくるオーパーツやファンタジーアイテム

スプリガンで出てくるオーパーツやファンタジーアイテムをうろ覚えの中から紹介していきます。

建造物系も含めます。

  • ヒヒイロカネ(作中ではオリハルコンとは別の金属)
  • パレンケの仮面(ケツァルコアトルの本体として登場)
  • バーサーカー(ゴーレム的な感じ)
  • 水晶どくろ(レーザーの発射装置として登場)
  • ライカンスロープ(獣人、吸血鬼タイプもいるよ)
  • サイボーグ(機械化小隊:マシンナリープラトゥーンとして登場が多いです。敵)
  • ノアの箱舟
  • アーク(聖櫃)
  • インドラのヴァジュラ(雷を出す武器)
  • ソーマ(不老不死の薬)
  • リバース・バベル(地下に伸びているバベルの塔)
  • 賢者の石

超能力なども盛りだくさん

超能力も盛りだくさんで、ファットマンが使う自然発火能力(ファイアースターター)やボーマン教官のドッペルゲンガーを出せる分身能力などのサイキック的な能力。

最強のエージェント「朧」が使う中国拳法系の「硬気功」や「軽気功」。

ティアの使う「魔術(コーリング・ビースト)」などなど。

何でもありですね!!状態。

スプリガンの一番のキャラクターと言えばボー・ブランシェ

そう、スプリガンの一番のキャラクターと言えばボー・ブランシェです。※軽くネタばれを含みます。

初登場は「水晶どくろ」のエピソード。

御神苗 優と水晶どくろを巡って対立する「ネオ・ナチス」に所属する少尉で、始めは薬物で体を強化しています。

政治的な紛争や戦争を扱った内容が多くシリアスな展開の中で、コミカルなうえに強いキャラとして登場します。

色んなキャラクターが超能力を駆使して戦う中で、一人だけ忍者や日本のゲームにあこがれて必殺技を練習して会得しています。

読んだ事がある人の中ではボーが一番好きなキャラだという人は多いと思います。

コミカルテイストが強いボーですが、アーク編では子供を守って中々良い事も言っています。

所属していた組織がまずかっただけで、本人はかなり高潔な人物だというのも魅力の一つですね^^

出てくるキャラクターが非常に多いので誰しも一人ぐらいは好きなキャラクターが出てくるでしょう。

スプリガンで出てくる源双烈(チェン・スワンリエ)は、のちに皆川 亮二先生の別の作品「ARMS」でも出てくるので、多分作者目線で好きなキャラクターなんでしょうね。

まとめ

往年の名作として今回はスプリガンを紹介しました。

かなり有名な作品ですが、名前だけ知っていて読んだ事がないという方もいると思うので是非読んでみてください。

聞いたことのない伝承・伝説も出てくるので、そこからさらに違う伝承や単語を調べたりできるのもスプリガンの魅力だと思います。※私の場合は「ラーマーヤナ」を調べました。

文庫版だと全8巻なんですね。こっちもそのうち読んでみようかなぁ。



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