自己肯定感が低い?なんで自分に否定的な考えには絶対の自信があるの?




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近年あちこちで叫ばれている「自己肯定感の育て方」、そこら中で胡散臭いセミナーが開催されていて適当な講師が荒稼ぎしていますね。

今回は筆者が考える自分の見つめ直し方について書いていきます。

個人的な考えですが理屈で考えればおかしな考え方ではないのでご一読ください。

ちなみに筆者は心理学の専門家でもなんでもありません。

目次

自己肯定感が低いってどんな状況?

自己肯定感が低い人は自分に自信がない?

心理学の専門家ではないので正確な定義はわかりませんが、自己肯定感が低いというのは「自分に自信がない」という事をさして言っている方が多いと思います。

そういう意味で言うと筆者自身もそこまで自己肯定感が高いとは言えないと思います。

ただ最近の世の中の風潮からして「自己肯定感が低い」と口にすることが一時期の「私って人見知りだから。」ブームと同じ雰囲気を感じます。

何でもかんでも自己肯定感が低いと言っておけば免罪符になると思っている人もいるかもしれません。

自己肯定感が低い人は自分の意見を通した経験が少ない

筆者の個人的な意見として自己肯定感の低い人というのは自分の意見を通した経験が少ないと考えます。

これには自分の意見を出さないという事も含まれます。

例えば周りの目や雰囲気を気にして自分の意見を言わない人は自己肯定感が低いでしょう。

人によっては「心が弱い」という評価をする方がいますが、心が弱いのではなく経験が少ないまたはそういう習慣がないから行動を起こすに至らないだけです。

つまり自己肯定感が育たないというのは普段の習慣が原因と言えるのではないでしょうか。

なんで否定的な意見だけ取り入れるの?

自分に否定的な意見には絶対の自信

自己肯定感が低いと自分の意見・考えに否定的になりがち、一般的にそう考えられていると思います。

ただ個人的に非常に不思議だと考えていることがあります。

なぜ自分に否定的な意見を確固たる自信をもって受け入れるのでしょうか?

自己肯定感が低くて自分に自信が無いのであれば否定的な意見を受け入れるという自分の感覚にも疑いを持たないとおかしくありませんか?

自己肯定感が低いから受け入れてしまうというのはおかしいですよね?

だって自己肯定感が低いならその意見を受け入れようとする自分の感覚も肯定できないんだから。

言葉の順番を入れ替えた言葉遊びだ、詭弁だと思うかもしれませんが理屈で考えると間違いなくこの部分に行きつくはずです。

自己肯定感なんてただの言葉遊び、逆に自己肯定感が高いって何?

自己肯定感が低くて悩んでいる方は軽んじているわけではなく、「自己肯定感が低い」を免罪符にして思考停止している人間を軽んじています。

結局理屈で考えると自己肯定感というのはただの言葉遊びで何の意味もありません。

では逆に自己肯定感が高いというのはどういう事でしょう

  • 自分に自信がある
  • 自分の意見を自信を持って言える
  • 人と円滑な人間関係を築ける
  • 失敗しても立ち直れる

こんな感じ?

これらはそれぞれ個々人の習慣や心がけでどうにかなる事です。

自分に自信があるのは結構ですがそれが過信に繋がって失敗することもあるでしょう。

また自分の意見をどうしても言わなければいけない場面であれば自己肯定感が低くても意見を言うでしょう、意見を聴く側からしたら自信があるかどうかはそこまで関係ありません。

円滑な人間関係は本人の心がけ次第です。

先述した通り「人見知りなんです。」を免罪符にするブームがありましたが、そもそも円滑な人間関係とは何でしょう?

筆者はちゃんと仕事の連絡をしてくれればそれでいいですし、挨拶は最低限の礼儀なので人見知りも自己肯定感も関係ありません。

失敗しても立ち直ると言っても立ち直り方は人それぞれ、ドラマやアニメのように目に見える立ち直り方は現実ではかなりのレアケースだと断言できます。

結局ガスライティングを受けた結果じゃない?

ガスライティングは心理的虐待の一つ

ガスライティング: gaslighting)は心理的虐待の一種であり、被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶知覚、正気、もしくは自身の認識を疑うよう仕向ける手法[1]。例としては、嫌がらせの事実を加害者側が否定してみせるという単純なものから、被害者を当惑させるために奇妙なハプニングを起こして見せるといったものまである。

ガスライティング 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

詳しくはウィキペディアをご覧ください。

簡単に言うと誰かが怪我したり、仕事上でトラブルがあった時に何の脈絡もないのに「お前のせいだぞ!」と言われたりするのがガスライティングにあたります。

入ったばかりの何も知らない新入社員が先輩に理不尽に叱責されるようなことがあると思いますが、「あの時はよくわからないからそうなんだと思ったけどよく考えたら自分は関係ない」場合はガスライティングです。

このように誤認・混乱させて相手を虐げたりコントロールしようとする人間というのは少なくありません。

特にSNSが発達したせいで自分から誤った情報にはまってしまう方もいるはずです。

自己肯定感など気にせず全部理屈で見直す

とりあえず一回すべて理屈で見直しましょう。

自己肯定感の育て方が云々というセミナーをたまに見ますが万人にはまる方法はあり得ないので、自己肯定感が低いというのであれば一回自分の考えに疑問を持って「これはどうだ、あれはどうだ。」と一つ一つ検証していった方が有効なはずです。

そうすればその検証をしたという行為が自分のバックボーンになるのは間違いありません。

手間がかかるかもしれませんが難しく考えず無心になってやってみる事をオススメします。



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ぱじ山ねまきのアバター ぱじ山ねまき イラストレーター

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