なにを考えて仕事するか、楽をするため頭を使うことが重要だと感じるポイント




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仕事を一生懸命やるのは美徳ですが何も考えずにとにかく頑張るのは無意味です。

40手前まで社会で働いてきた筆者の個人的な見解(感想)なので、全く共感できない人もいるとは思います。

ただ日本全体もっと割り切って働いた方が現代の風潮に合っていると考えます。

一生懸命働く時に【何を一生懸命やるか】というのは人それぞれ職業や状況によって違ってきますよね。

重要なのはちゃんと考えて頭を使って仕事をする事。

自分の勤めている会社での立場によっては言われたことをやっていればいいと感じるかもしれませんが、職場でどのように頭を使っているかで仕事の量すら変わってきます。

今回は楽をするためには頭を使うことが重要であると感じられるポイントを紹介していきます。

今回は筆者とインタービューをさせていただいた複数名の方の経験をもとに解説していきます。不要な特定を避けるため一人称は全て「筆者」に統一させていただきます。

目次

頭を使って仕事をしないと効率が悪くなって無駄な仕事が寄ってくる。

頭を使って仕事をするなどと言うと意識が高く感じるかもしれません。

ただ頭を使って仕事をする習慣をつけておくとスムーズに仕事が出来るようになるというのは事実なので、めんどくさかろうが頭を使うようにしましょう。

頭を使ってテンプレ化しておくと次回からはその仕事のやり方自体が習慣化して頭を使う必要がありません。

つまり毎回毎回頭を使うのではなく頭を使う必要がある仕事は頭を使うという事です。

なんでもかんでも頭を使うという事を忌避していると、いくら仕事をしていても仕事が楽になりません。

「こうやればもっと楽なのに…」と感じる仕事に遭遇したことがあると思います。

じゃーじ

この仕事は時間がかかって当たり前だから。

みんなこうやってるから。

言われた通りやればいいだけだから。

このように改善しようという発想がないと仕事は楽になりません。

別に改革を起こしてヒーローになれと言いたいのではなく、楽な方がいいでしょという事です。

筆者が今まで遭遇した中には仕事をとにかく経験値で仕事をこなすタイプの人で「俺は眠ってても同じクオリティの仕事が出来る。」が口癖の人がいました。

多分「拳法の達人が意識を失っても戦える。」的なことになぞらえて自分がすごいと言いたかったのだと思いますが、これが頭を使わずに仕事をする人の典型です。

新セクションの立ち上げにかかわったことがある方の中にはピンとくる人もいると思いますが、やたらと意味のない工程(無駄なチケット制など)を組み込んで現場の仕事を混乱させるマネージャーとか理解に苦しみます。

立場がメチャメチャ上の上司がそういった状態の場合、もはや土壌が腐っているのでサッサと転職しましょう。

自分がどんなに頭を使ったとしても仕事は楽になりません。

だって土壌が腐ってるから。

頭を使って仕事をしないと仕事が寄ってくる

これは人から仕事を押し付けられることもありますが、本質的には自分で自分の仕事を増やしてしまう可能性が高まるという事です。

じゃーじ

仕事増やすなよ!!

こんな事言われた経験がある人も多いと思います。

実際のところ効率的に仕事を回さないと増えてしまう仕事というのは事実です。

キチンと段取りを組んで仕事をしなかった場合はこれが顕著で、本来なら一回で済む行動を2.3回繰り返さないといけないという事が少なくありません。

特にフロアや他部署間の移動の多い仕事で、セキュリティが厳しいエリアへの入室手続きが必要な時は無駄な行き来をすると立ち入り権限を持つ人の同伴をお願いしたり、入室カードのシステムの切り替えを管理者にお願いするなど他の人の仕事まで増やして少なくない人数に不快感を与えますし、場合によってはセキュリティ上の問題で「なぜ短時間に繰り返し入室したかの報告書」を書く必要もあります。

これをやるとほぼ間違いなく「仕事が出来ないやつ」の烙印を押されるので、挽回するのが大変です。

別に地頭がいい必要はない、仕事は下調べが大事。

「頭を使う」とばかり聞いていると頭が良くないといけないのではないかと感じるかもしれません。

実際は地頭の良さというのはそこまで重要でなく、事前に自分の仕事に何が必要かを調べる慎重さのほうが圧倒的に重要です。

自分が仕事を回すうえで必要なことがわからない場合、不要なことまでやってしまう可能性があるので単純に仕事量が増えます。

必要のない連絡を取ることで余計な仕事を頼まれるかもしれません。

職場内のコミュニケーションは絶対に必要ですが、当然必要のない時もあります。

人に仕事を押し付けるのが上手い人の場合なんだかんだと関連付けて仕事を押し付けようとしてくるので、自分に必要のない話だと感じたらスパッと断りましょう。

自分の仕事内容をきちんと把握しているのであれば、余計な仕事を断る言い回しはいくらでも思いつくはずです。

断るのが気まずいというが勝つなら引き受ければいいだけです。仕事が増えます。

よくあるギバーとテイカーの話

昔からよく聞く「ギバー」と「テイカー」の話もそうですが、「とにかく与えれば成功できる」というのはちゃんと考えたうえで与えないと成功はできません。

キチンと考えて自分に悪影響の出ない範囲で与えるからそのあとの自分の体力も続くのです。

「何も考えず一切の工夫もせずとにかく頑張る」それでうまくいくと考えるほうが不思議です。

終身雇用が当たり前だった時代であれば「とにかく一生懸命頑張る」でもよかったかもしれませんが、現代ではそれだけでやっていくのは難しいでしょう。

結局のところ現代では働き方や仕事内容が複雑化してきているので、「誠実(なふり)」というのを「頭を使いたくない怠け願望」の言い訳にしているにすぎません。

頭を使って楽をするのはズルいことではなく、ちゃんとした努力の結果

何もせずにお金を得て楽をしている人を見ると筆者もうらやましく感じます。

実際本当に何もせずにお金を得ている人もいるのでしょう。

しかし楽をしている人というのは楽ができる状況を努力して生み出している人のほうが圧倒的に多いはずです。

中世の貴族ではないので毎日食っちゃ寝というわけにはいきません。

簡単な例を挙げます。

帳簿の計算で毎回電卓で手計算してプリントアウトした表に手書きで書きこんでいくのは大変です。

計算間違いをするかもしれません。

そんな職場でエクセルの表計算のやり方を知っている新人が関数を組んであっという間に計算と記録を終えたとします。

これはズルいですか?

Excelを勉強して表計算の使い方を覚える努力をした結果ですよね。

このように「頭を使う」と言ってもその方法はたくさんあります。

物作りにしても工具屋さんは便利な新しい工具を続々と出しているので、買って使ってみるなど勉強するだけで何時間もかかっていた仕事が1時間以内に終わるかもしれません。

それは手抜きでもズルでもありません。

いちいち理解を求める必要はない

ある程度ルーティンワークで仕事をしているような職場の場合、新しいやり方を提案すると拒絶されることもあります。

この時本当に自分が提案した方法が正しいのであれば職場を変えましょう。

ドラマや小説の弊害で「旧弊な職場をよくする!!」といった考え方を現実にも適用しようとする方がいますが、はっきり言って時間の無駄です。

キチンと評価してくれるところに行った方がストレスもなくなります。

周りと協調するのは重要とはいえ、「理解してください、お願いします!!」と無理にへりくだる必要はないという事です。



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ぱじ山ねまきのアバター ぱじ山ねまき イラストレーター

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