ドラえもんのび太のパラレル西遊記が一番好き




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40も近くなってくると

どのドラえもん映画が一番面白いだろう?

と悩むことがあるかもしれません。

筆者は子供のころの印象も含めて圧倒的にパラレル西遊記を推します。

また昔のドラえもん作品は大体が他のアニメとの二本立て公開だったので1本がそこまで長くなく見やすいというのもおすすめポイントです。

今回はパラレル西遊記の魅力をまとめてみました。

※この記事はネタバレを含みます。

目次

脚本が秀逸なパラレル西遊記

ドラえもん映画は「自然を大切にしよう」など寓話的な要素が含まれている作品が多くあります。

しかし今回紹介する「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」は単純な冒険活劇といった感じなので小難しいことを考えずにドラえもんを楽しみたい人に向いています。

今回のパラレル西遊記の面白いポイント

  • 西遊記というテーマ
  • 世界が妖怪に支配されてしまっているという恐怖
  • 敵が妖怪というシンプルさ

西遊記というテーマ

ドラえもん映画ではのび太達がキャラクターになりきって冒険することがちょこちょこあります。

魔界大冒険では魔法の成果になっていますがのび太達は何かになりきるわけではなく冒険をしているのと違い、パラレル西遊記では孫悟空など三蔵法師一行に扮して冒険します。

これはこの冒険の原因になったひみつ道具「ヒーローマシン」の力を使うためなのでただのコスプレではありません。

ドラえもんの冒険に西遊記のワクワクがもう一個乗っかってくるということです。

世界が妖怪に支配されてしまっているという恐怖

以前の記事ではドラえもんのび太の魔界大冒険について紹介しましたが、昔のドラえもん映画はある程度の作品は導入部分で恐怖をガンガン煽る描写が入ります。

魔界大冒険は「ひみつ道具がやぶられる」というのが恐怖を演出していましたが、パラレル西遊記は世界が妖怪に支配されてしまったという恐怖があります。

世界を元に戻すために牛魔王たち西遊記の妖怪を倒す冒険に出かけるのび太達。

些細なことから世界を変えてしまうという大事件に発展してしまい、序盤は町中の描写や音楽が不気味さを感じさせるものになり身近な人間が妖怪になってしまっているというのも絶望。

敵が妖怪というシンプルさ

ドラえもん映画では敵役が実は未来人だったとか違う環境で暮らしていた人間だったなどいろいろあって「妖怪」のようにシンプルな設定は少ない気がします。

作品によっては「相手にも事情があるよね。」といった感じで絶対的な悪としてみることができないわけですが、パラレル西遊記は「人間世界を支配しようとしている妖怪」が敵なのでめちゃくちゃシンプルです。

何かを学び取れる寓話的要素のあるドラえもんもモチロン面白いのですが子供に見せるなら「ドラえもんを楽しむ!」という1点に絞ったパラレル西遊記がオススメです。

まとめ

シンプルなストーリー構成と見終わった後の爽快感が桁違いな「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」。

30年近くの時間を経て改めて観たら最高に面白かったです。

小難しい話じゃないと映画じゃない!という人には向きませんが

  • ドラえもんを楽しみたい。
  • 初めてドラえもんを見る。

こんな方には入りやすく見やすい作品だと思います。

時間のある時にぜひご覧ください。



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