おはようございます。漫画大好きすうぇっとジャージです。
最近は新しい漫画が山ほど出てきているので何を読んでいいかわからないよって人に向けて古い漫画も紹介しています。
古い漫画で電子書籍化されるものも増えてきたのでちょっと前と違って古本屋を探さなくてもいい世の中になってきましたね^^
「あれ読んでみたいけど何巻だけ見つからないんだよな~!!」ってのがないのは素晴らしい。
新しい漫画が増えると有名な漫画でもマンガ喫茶から無くなる有名漫画も増えました。
今回はそんな超有名漫画からオススメ、「聖闘士星矢」。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
漫画オススメ、聖闘士星矢を読んでコスモを燃やす。
聖闘士星矢は1986年に連載がスタートした車田正美先生の代表作。
当時爆発的なブームを巻き起こして現在もスピンオフの作品がたくさん出ています。
単行本は全28巻なのでワンピースなどに比べると揃えやすい巻数ですね。
ギリシャ神話と星座をモチーフとしたストーリが展開されるバトル漫画です。
超有名漫画なので今回は私なりの聖闘士星矢の見どころを紹介します。
聖闘士星矢の読み方その① 素直に読んで小宇宙を燃やす。
最近は漫画の設定が甘いとネットで叩く風潮があるみたいですが、そんなことを考えてたら聖闘士星矢は読めない、読まない方がいい。
とにかく「そういうものだから!!」という感覚で読む。
ごちゃごちゃ言わずに車田正美という神が作り出した世界のルールをそのまま受け入れてそのアツさに身を焦がすように読む!!まずはこれが正しい読み方です。あくまで入り口として!!
まず聖闘士(セイント)とはギリシャの女神「アテナ」に使える少年&戦士。
武器を使わずにその身一つで戦います。(途中で変わるけど)
その拳は空を切り裂き、その蹴りは大地を割る。そして聖闘士の拳は音速(マッハ)を超えます。
つまり相手との距離が3.6メートルと仮定した場合1秒間に100発のパンチを叩き込めるという事です。(by巽さん)
恐ろしい…、もう科学的にどうだこうだ考えていたら読む事なんか出来ない…。
そして聖闘士って一発変換できることも素晴らしい…。
細かいことを考えずに読む!! 細かいこと考えずに読んでいた当時は子供心にグッサグサ刺さってました。
ぶっ飛んだ設定が基本になってますが、途中で「立場によって正義は変わるんだ。」的な話もあるので、ちょっぴり哲学的な要素も入ってます。
一通り素直な心で読んだら次は軽くツッコミながら読んでいきます。
聖闘士星矢の読み方その② 軽くツッコミながら小宇宙を燃やす。
一通り熱く読んだら今度は突っ込みつつ読むとまた面白い。
最近の漫画とはノリが随分違うので、突っ込みながら読むのが面白いかもしれませんね。
聖闘士は聖衣(クロス)という鎧を着て戦いますが、結構な頻度で脱ぎます。
特にドラゴンの紫龍さん。
ついさっき書いたばかりの「聖闘士は素手で戦う」という設定も天秤座が出てくるあたりで完全に有耶無耶になります。
つってもアンドロメダ座の瞬がそもそも鎖を使って戦っているので1巻の時点で「???」とはなります(笑)
昔の漫画って結構設定が自由に変わるのもいいところですよね。
いいんです、天秤座の聖衣についてる武器めっちゃカッコいいから。
ちょっとしたことは気にしなくていいんです。
トンデモ展開を楽しむ心のメモリを調整したら、より一層「聖闘士星矢」の世界を楽しむことが出来ます。
楽しめないという事は漫画を読む力が衰えているという事です。
島本和彦先生が漫画「燃えよペン」の中で言ってました。
続いてザックリとしたキャラクター紹介です。
聖闘士星矢のキャラクターを知って小宇宙(コスモ)を燃やす
多くのキャラクターがいる中で抜粋して紹介していきます。
まずは主要キャラだけでも抑えましょう。
- 天馬座(ペガサス)の星矢
- 龍座(ドラゴン)の紫龍
- アンドロメダ座の瞬
- 白鳥座(キグナス)の氷河
- 鳳凰座(フェニックス)の一輝
もちろん星矢が主人公です。
ただ今回は私が書きたいキャラのみ紹介していきます。
聖衣を脱ぎがちな紫龍さん
ドラゴンの紫龍は聖衣を脱ぎがち。
そう、ドラゴンの紫龍は「覚悟が足りない。」と感じたら聖衣は脱ぎます。
勝利のために必要であれば自分の両目をも潰します。
紫龍が来ている聖衣は龍座の聖衣、中国の大瀑布(大きい滝)の滝つぼで鍛えられた聖衣で全聖衣の中で屈指の防御力を誇ります。しょっちゅう砕かれるけど。
左腕についている盾は特に防御力が高くほとんどの攻撃を防いでしまうほどです。
だがしかし、強敵に出会うと紫龍は聖衣を脱ぎます。
防御力の高さに甘えてしまうから。
紫龍の聖衣を脱ぎ捨てたベストバウトはポセイドン編で出てくるクリシュナとの戦い。
槍使いであるクリシュナに対抗して紫龍は右手に宿る聖剣(エクスカリバー)を目覚めさせるために聖衣を脱ぎます。
覚悟が足りない時に聖衣を脱ぎがち。とここだけ言うとギャグっぽいですが、ストーリーを通して読むと非常にアツい展開なのでぜひ読んでください。
強キャラ感の塊、フェニックスの一輝
強キャラ感なんて言葉が最近は使われますが、強キャラ感をまとっているキャラの元祖と言えばフェニックスの一輝。(当社比)
恐ろしく過酷なデスクイーン島での修行と経験によって15歳とは思えないとんでもなくハードボイルドな少年に仕上がっており、なんと登場時は敵です。
必殺技は「鳳翼天翔」と「鳳凰幻魔拳」。
この漢字がビッシリ並んでいる感じが子供心に響きます。
そしてフェニックスの聖衣はどんなに破壊されても復活するというチート能力付き。
仲間になってからもその強さはそのままで青銅(ブロンズ)聖闘士とは思えない強さを誇ります。
聖闘士の序列
- 黄金聖闘士(ゴールドセイント)
- 白銀聖闘士(シルバーセイント)
- 青銅聖闘士(ブロンズセイント)
※星矢たち一番下の青銅聖闘士(ブロンズセイント)。
黄金聖闘士のシャカと戦った時のシーンが「鬼灯の冷徹」でオマージュされていますね^^
残念な黄金聖闘士、かに座(キャンサー)のデスマスク
最高位の黄金聖闘士でありながら悪に染まった聖闘士で、そのあまりの悪役っぷりから当時はかに座の子供がいじめられたりしたそうです。
対決したのはドラゴンの紫龍、デスマスクのあまりの悪役っぷりに紫龍たちの正義具合が異常に引き立っています。
登場時は他の黄金聖闘士があまり出ていなかったこともあってかなりの強キャラ感があったのですが、最後の方はかなり残念なキャラクターになってしまいます。
連載当時のかに座への被害のせいか、スピンオフ作品の「聖闘士星矢 ロストキャンバス」で出てくるかに座の聖闘士:マニゴルドは非常にカッコイイキャラクターになっています(笑)
ロストキャンバスは多くの黄金聖闘士が活躍するところが見所ですね^^
まとめ
スピンオフ作品も数多く出ている聖闘士星矢ですが、名前は知っているけど読んだ事はないという方もいると思います。
原作は全28巻(文庫版だと全15巻)とそこまで多くもなく非常に読みやすいので一度読んでみることをオススメします。
今ならAmazonプライムビデオでアニメシリーズを視聴することも出来ます。
往年の名作を読んで小宇宙(コスモ)を燃やしてはいかがでしょうか?
コメント