おはよーございます。すうぇっとジャージです。
今回ご紹介する漫画は紙媒体では発行されていない漫画でkindleのみで読めます。
漫画の雑誌は山ほどありますが、色々あって電子書籍での出版に絞っている作家の方も増えてきてるみたいですね。
クオリティーにこだわらなければkindleでの出版は比較的簡単にできるので電子書籍はまさに玉石混淆、ピンキリです。
そんな中でも一時期kindleの人気ランキングでハリーポッターに次いで2位を記録したことのある名作です。
読む漫画に迷っているのであればこの機会に読んでおきましょう^^
漫画「アニウッド大通り」が超面白い
記伊 孝さんの「アニウッド大通り」が超面白い。
これだけ面白いのに個人出版というのだからすごいですね。
今更紹介してる感がありますが、2014年に第1巻が刊行されていてかなり話題になっているようです。
作者の記伊 孝さんは一時期宮崎駿さんの演出塾にいた時期もあったという事で巻末に
スピンオフマンガの「巨匠と過ごす夏」が書かれてます。そっちも面白いです。
アニウッド大通りの簡単な内容
アニメ監督のお父さんとその家族「真駒家」の日常を描いたほのぼの日常系マンガです。
主人公はマンガ監督のお父さん「真駒 和樹(まこま かずき)」と息子の「真駒 樹貴(まこま たつき)」。
始めはほのぼの展開が中心ですが、巻を読み進めていくと段々と大人の製作の苦悩であったり、子供の悩みが出てきて読んでいてグッときます。
製作関係の仕事をしている人はお父さん「真駒 和樹」の製作の苦悩が胸に刺さる人もいると思います。
私は父:和樹の奮闘の様子を読むとやる気が出る側だったので人によっては背中を押されて「何か作んなきゃ!!」ってなる人もいると思います。
一方、息子:樹貴は小学生で普段マンガを描いたりしているのですが、その日常の中で当時発売されたマンガ雑誌(コロコロ)とかファミコンとか出てくるので、世代によっては「あ~あったあった。」と懐かしくなると思います。
ゲームブックとか流行りましたよね~。
30代以降の男性には特に刺さります、私はぶっ刺さりました。
逆に若い人は「そんな感じだったんだ。」と新鮮に感じるのではないでしょうか?
謳い文句として「オタク版 三丁目の夕日」と言われていますがまさにそんな感じです。
アニウッド大通りの魅力
先ほども書いた通りものを作る事への苦悩が書かれている反面、製作する事への喜びも同時に描かれています。
書き方が難しいのですが、製作する事自体への喜び、製作したものが評価されるという喜び、必死になってやったことが評価されない苦しさや自分だけで空回りしてしまう恥ずかしさなど共感できる部分がたくさん出てきます。
そればかりだと疲れてしまうし面白いと思えないところですが、ほのぼのとした日常パートが癒してくれます。
多分サブカル好きな人とかもはまるかもしれません。
私はお父さんの同期の「向島 隼人(むこうじま はやと)」が色んな意味で胸に刺さりました。
8巻まで読むとわかりますがそこまで読まないと向島は製作系の現場によくいる嫌な奴です^^
多かれ少なかれみんな悩みや葛藤を持っているという事がわかりますね。シミジミ
まとめ
正直絵の好みは分かれると思いますが、私は好きだしうまいと思います。
ネタばれになるので細かくは書けませんでしたが、当時のサブカルチャーの紹介マンガとしても、これ以上のものはないと言えるマンガなので是非一度読んでみてください。
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