退職者へのプレゼントのおすすめは?退職祝いは必ず渡さないといけないの?




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おはようございます。ぱじ山ねまきです。

同じ会社や部署の人が退職するときに、贈り物をしようと考える方も少なくないと思います。

今回は筆者の実経験から退職する人へのプレゼントについて考えてみました。

目次

退職者へのプレゼントのおすすめは?退職祝いは必ず渡さないといけないの?

退職する人へ、お祝いを贈る。

経験がなくても、TVなどでそういったシーンを目にしたことがある方は多いと思います。

ぱじ山

昔のTVドラマでは、定年退職するオジサンへ女子社員から花束が渡されて周りが拍手からのオジサンが感謝のスピーチっていうシーンが定番でしたね。

しかしいざ自分の周りで誰かが退職するとなると悩ましい場面でもあります。

そもそも退職者へのプレゼントって必要?

何を贈るのが良いのか以前に、退職者へのプレゼントはそもそも必要なのかが疑問だと思います。

答えは「自分が贈りたければ贈ればいい」です。

お世話になった上司や仲の良かった同僚、直属の部下やかわいがっていた後輩など、「贈りたいか否か」で考えてみると相手は限られてくるでしょう。

以前別の記事でも書きましたが、退職後は会社の人との縁・つながりは基本切れます。

そのため「●●さんはコレをくれた」「■■さんはアレをくれた」「▲▲さんからはなかった」というようにいちいち覚えたりしていませんし、覚えていたところでそれが今後何かに影響することはありません。

他の人は贈っているのに自分は何も用意していなくても気にすることはないし、皆プレゼントしているからといって無理に自分も贈る必要もありません。

たくさんもらった人は社内でそれだけ慕われていたということでしょう。

ぱじ山

まぁもらってないからといって気にすることなんぞ何もありませんけどね

ごく稀に「ハラスメント被害や仕事が辛いといった理由で退職したのに、会社の人からもらったものが手元にあると辛いことを思い出してしまう」という理由で退職時にプレゼントを望まない人もいます。

贈りたい相手の退職理由によっては、プレゼントを贈ること自体をまず検討する必要があります。

最近はドラマみたいに餞別を渡すこと自体が少ない

部署やチームから連名でプレゼントする場合でも、全員必須ではなく有志で出資を募る形にしましょう。

この場合でも、自分が贈りたいと思えば出資すればいいです。

同じ部署でもあまり関わっていない人もいますし、異動や入社したばかりの新人の中には話をしたことすらない人だっています。逆に、連名ではなく個人で贈りたいと考えている人もいます。

贈りたいかどうかは人それぞれなので、有無を言わさず参加させたり参加せざるを得ない雰囲気にするのはパワハラです。

また、退職理由によっては贈ること自体をまず検討する必要があるのは連名の場合でも同じです。

それ以前に、先述したドラマのシーンのようにみんなが揃って笑顔で渡すなんて場面は近年ほとんど見られません。

退職理由と働き方の多様化。フリーアドレス制で固定の座席がない。コロナ禍のテレワークで出社しない。昔は慣習でやっていたのを見直した。など理由は様々です。

何を贈ればいい?

いちばん確実なのは、退職者本人に何が欲しいか直接聞くことです。

しかしよほど親しくない限り聞きづらく聞いても本人が遠慮して言わないことがほとんどだと思うので、何をもらったら喜んでもらえそうかはよく観察するなりして決めましょう。

個人的におすすめは消えものです。

お菓子やお酒や花といった残らないものですね。

食べ物・飲み物の場合は生もの・期限の短いもの・アレルギーのものを避ける、花の場合は猫を飼っている人には贈らないといった注意点は多少ありますが、選択肢も広く大きくハズれることはあまりありません。

一般的にNGと言われるものは避けたほうが無難

退職者への贈り物にはNGとされるものがいくつかあります。

知らずに贈って退職者本人や周りが嫌な思いをすることもあるので、最低限覚えておきましょう。

ぱじ山

忘れがちですが、重いものや大きすぎるものは持ち帰るのが困難なので当然ダメです。

退職者への贈り物で一般的にNGとされているもの

  • 下着、肌着

下着や肌着は、一般的には生活に困っている人へあげるものとされているため。

  • 使うときに踏むもの( スリッパや靴下、マットなどの足元グッズ)

「あなたを踏み台にする」というメッセージが込められると言われているため。

  • ハンカチ

漢字で「手巾(てぎれ)」と書き「手切れ(てぎれ)」を連想させるため。

別れの際に振ったり涙を拭くことからも縁が切れることを連想させるという説もある。

  • くし

読みから「苦」「死」を連想させるため縁起が悪いとされているため。

  • 日本茶

香典返しなどで使われることが多くお悔やみの場を連想させると言われているため。

  • 文房具

目上の人へ贈る場合にNG。「勤勉につとめよ」という意味が込められているため。

  • ビジネスグッズ

「もっと働け」と解釈される危険があるため。NGか否かは贈る相手による。

  • 現金

「生活の足しにしてくれ」というメッセージが込められると言われているため。

個人的に…

検索すると色々と候補が見つかりますが、個人的には避けたほうが良いと思うものがいくつかありました。

それは

  • 定年退職者への旅行券や趣味関連のもの
  • 出産退職者への赤ちゃん・子どもグッズ

です。

まず、定年退職した人がみんな旅行に行くとは限りません。

もしかしたら家にこもってゲーマーになるつもりかもしれませんし、旅行は飛行機やフェリーには乗らずハーレーをバリバリ乗り回すのかもしれませんし、まだまだ現役で働く気まんまんかもしれません。

特に今はコロナウイルス蔓延で旅行も難しい状態なので、旅行券を贈るのは世の中の現状を見ていないと捉えられ受け取る人が気分を害する危険も高いです。

趣味関連にしても、もらってうれしい人とそうでない人に分かれます。

自分の好きなことなので自分で選んで手元に置きたいと考える人もいますし、贈る予定のものをすでに持っている可能性も高いです。

また、出産前に出産祝いやベビーグッズを贈るのはそもそもタブーです。

退職時点ではどんなに健康で元気でも何が起こるかわからないのが出産であり、出産前にそういったものを贈るのはプレッシャーをかけることになります。

筆者が実際にもらって嬉しかったもの

実際に筆者が退職のときにもらってうれしかったものを挙げていきます。

先に書いた一般的にNGなものに当てはまるものもありますが、NGでも問題ないかどうかは結局受け取る人次第です。

丈夫なエコバッグ

すぐ破れそうなペラペラのものではなくて保冷できるタイプで布地や縫製がしっかりしたエコバッグは日常生活でとても重宝します。

実用的な上にいくつあっても良いもので非常にありがたかったです。

改めて考えると、高価なものだと受け取る側も気を使ってしまうので、その点でもよく考えられた贈り物だと思います。

ぱじ山

今も愛用しています

ミニブーケ

いくつになっても花をもらうというのはうれしいものです。

大きな花束は持ち帰りや手入れも大変で遠慮したいという人もいますが、ミニブーケだと持ち帰りも楽で花瓶がなくてもジャムの空き瓶なんかにも挿せるサイズなので気軽に楽しむことができます。

ぱじ山

ミニブーケだと持ち帰りやすいように紙袋に入れてくれるお店も多いですよね

珍しいお菓子の詰め合わせ

珍しいものや話題のもの、自分では選ばないようなお菓子の詰め合わせは思ったよりうれしいです。

有名店からもたくさん販売されており贈答用のおしゃれなパッケージも多いので、何を贈ろうか迷うときにも外れのないものやぴったりのものが見つけやすいでしょう。

ぱじ山

お菓子が苦手な人ならお酒のセットやギフトラッピング可の食品詰め合わせも良いかもしれませんね

サンフランシスコ発クラフトチョコレート専門店【Dandelion Chocolate】 ニューヨーク生まれの濃厚ブラウニー専門店「Fat Witch Bakery Japan」 【神楽坂 ル コキヤージュ 鉄板の贈り物!テリーヌ ドゥ ショコラ】 シーキューブ(C3) 公式通販|洋菓子シュゼットの通販サイト

消耗品の詰め合わせ

入浴剤などのバスグッズやアロマ関連やハンドクリームといった消耗品の詰め合わせは気軽な贈り物として人気が高いです。

受け取る側としても賞味期限のように使用期限がなく気軽に使えるものなので、お互いに余計な気を使わずに済みます。

始めからギフト用にラッピング完了した状態で販売されていることも多いので時間がないときにもサッと用意できますね。

ぱじ山

使ったことがないものを試しに使ってみる感覚で楽しんでました

名入れボールペン

ぱじ山

お世話になっていた目上の方からいただいたものです。

もの自体は高級品じゃなくても名入れされたグッズは特別感があります。

名入れは発注しなければならないので、ご本人も多忙な中わざわざ用意してくれたと思うととても感激しました。

ミニタオル

ミニタオルは普段からよく使っていたので、この人は相手のことをよく見てるんだなと感じました。

タオル類も使ううちに硬くなったり布地が解れたりしてくるので消耗品ととらえることもできますね。

ぱじ山

気軽に普段使いできるものはありがたい

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逆に、これはちょっと…だったもの

今だから言えますが、うれしくなかったものももちろんあります。

以下のものはあくまで「筆者の場合は」うれしくなかったものなので全員に当てはまるわけではありません。本当に喜ぶ人ももちろんいますが、賛否が分かれやすいものではあります。

寄せ書き

はっきり言っていらないです。

個人的には贈る側(言い出した人)の自己満足だと思います。

退職後は基本的にその会社と人とは縁が切れるので後日見返すことはありません。

また、この人は書くことなくて当たり障りのないこと書いといたんだろうな…というメッセージもちらほらあり、見ていて冷めるというのが本音です。

ぱじ山

贈る側の自己満足という点で言うと、名前詩(ネームインポエム)もいらないです

趣味じゃないインテリアグッズ

もらって困るもののトップと言っても過言ではないのが趣味に合わないインテリアでしょう。

ぱじ山

大きいと収納しておくにも場所を取るし、趣味に合わないから部屋にも飾れない。微妙なデザインだと人に譲ったり売ったりも難しいし、モノによっては処分もなかなかできない。

筆者の場合は何かわからないキャラクターのスノードームでした。

一応もらってすぐは玄関に置いてみましたが、やはり部屋と好みに合わないのですぐに片付けました。

キャラクターグッズ

好きなキャラクターのグッズだったら良いですが、そうではないキャラクターやそもそも好きなキャラクターがない場合はただただ困るだけです。

上記の通り、筆者がもらったのは何かわからないキャラクターのスノードームでした。

食品や日用品だったらまだ割り切って使うこともできましたが、消耗品でもなかったのでさらに困りました。

ぱじ山

フリマアプリで売りに出してみたものの買い手がつかなかったので未だに収納の奥にしまってあります

まとめ

色々と書いてきましたが、退職者本人の好みや趣味をリサーチして選びましょう。

相手のことを考えて自己満足にならなければだいたい喜ばれます。

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