飲みに連れまわすなら守れ、飲み会のマナー・上司の作法

「後輩の飲み代は先輩や上司が持つ。」なんてことは都市伝説になりつつある昨今ですが、後輩や部下を飲みに連れまわす以上守らなくてはいけないマナーというのがあります。

最近の20代の方はこういったことを完全に知らない可能性もありますが、筆者が社会人になったころはギリギリこういった風習が残っていました。

ちゃんとした先輩としてのふるまいをする方とハラスメントしかできない人でキレイに分かれていました。

コロナの影響で飲み会が少なくなってはいますが、部下を自分が飲み会を楽しむための道具のように考えているが考えを改めるきっかけになれば幸いです。

古き良き飲み会の作法、というか常識的マナー

まず考える上の人間が下の人間を連れまわす時の常識的なマナー

出来ている方は当然だろと胸を張れる簡単な内容になっています。

後輩を連れまわして終電がなくなったら

後輩を終電がなくなるまで連れまわすこと自体アウトですが、なくなってしまったら場合の話です。

家までのタクシー代を出す

満額出す方は少ないかもしれませんが自分が帰れない状況にして自腹で帰れ、歩いて帰れは最悪です。

簡単なことです。

深夜料金だと30分乗っただけでも結構な値段になるのでお金がないなら部下のことを考えて帰らせてあげましょう。

朝まで飲む

後輩が帰れなくなってタクシー代も出せないなら礼儀として朝まで飲みましょう。

これは当然。

これが嫌な人間はそもそも後輩を連れまわしてはいけません。

自分の家に泊める

最悪自分の上に泊めましょう。

結婚している方でそれはできないのであれば終電前に帰りましょう。

後輩を連れまわすときのお金の作法

職場の雰囲気もありますが基本的に社会では先輩が後輩よりお金を持っています。

全部払う・または多めに出す

基本的に先輩は後輩に全ゴチです。

気心が知れている間柄であれば多めに出すだけでもいいと思いますが、割り勘を求めるなら先輩ぶってはいけません。

特に女性の後輩＆部下への接し方は気を付けましょう。

女性の後輩＆部下にキャバクラ譲のように接したいのであればちゃんとお金を払ってキャバクラに行きましょう。彼女らはキャバ嬢でもお酌要員でもありません。

お金で揉めない

支払いで揉めてはいけません。

こういう人は一人で飲みましょう。

性格的に細かくしたい人もいると思いますが、事前に決めたりキャッシュレスサービスを使ってササッと済ませましょう。

LINE PAYが便利。

あとで恩に着せない

これは最悪です。

筆者の実体験としては仕事に関してまで飲み会の支払いの話を持ち出してくる人間もいました。

恩は相手が感じるもので着せるものではありません。

恩を着せるどうこうはビジネス上の交渉では非常に有効ですが、身内・職場の人間関係にまで持ち込んでくる人間は単純に分別ないと言えます。

まとめ

先輩ぶるならいたって当然のことを紹介しました。

おそらく読まなくても皆さん出来ていることでしょう。

ちなみに筆者は連れまわされ見知らぬ土地のバス停のベンチで一晩過ごしたことがあります。

やられた方はそういった恨みを一生忘れませんしどこかで自分に降りかかってきます。

職場の人間関係を円満にしたいのであれば、先輩らしく上司らしく振舞いましょう。