最近の若者の感覚はわかりませんが筆者が若かったころは煙草やお酒にまだ「カッコイイもの」というイメージがありました。
※おそらく2021年現在で30代後半の人間がこの感覚を持っていた最後の世代だと思います。
社会人になりたての頃(2006年ごろ)の筆者も同じようにお酒をたくさん飲める(強い)のはかっこいいと思ってましたが、自身が仕事と社会経験を重ねて気づいたのは「酒ばっかり飲んでいる人間は信用できない&大体仕事できない」「健康に気をつかう人間はある程度信用ができる」という事です。
当たり前ですが「お酒を飲めるのがかっこいい」と「仕事の信用ができる」というのは全くイコールではないんですよね。
社会人になって呑みニケーションなんて言葉に惑わされてるとそこら辺を勘違いしがちです。
今回は健康に気を遣うポイントについて解説していきます。
筆者自身お酒自体は大好きなのでお酒を悪いものだと表現する内容ではありません。
あくまで悪い例を挙げて節度を守りましょうという事を解説しています。
健康に気を使っておくと信用されやすい。(仕事をちゃんとやったうえで。)
健康的な生活をしておくと見た目にも影響が出てくるのでお仕事で周りから信用されやすくなります。
欧米では「太っている人は自己管理ができないとみなされてビジネスで信用されない。」というのはよく言われることです。
アメリカ映画に出てくるプログラマーとか太ってるじゃん。
実際にどんな仕事をしているかにもよると思いますが、仮にスポーツジムのトレーナーだったら太っている人間よりも筋肉ムキムキのマッチョのほうが信用できるでしょう。
営業職の方などで会食や飲み会が多いから仕方がないという方もいると思いますが、近年ではパワハラなどコンプライアンス的に厳しくなっているので無理やり飲まされるという事も少ないと思います。
(※筆者が若いころは無理に飲まされるのが当たり前でした。)
結局自分から飲んで食べてるはずです。
立食パーティーでのエピソード(筆者はサービス側)
とある企業の会長さんは連日ホテルでの立食パーティーに参加していましたがほとんど食事はとっていませんでした。
同じサービスマンと2日連続で顔を合わせるという事は珍しいのか会長さんから「せっかくの料理を食べなくてごめんね。」と話しかけられました。
会長さん曰く、立場上自社が接待する会食だけでなく招待される会食や立食パーティーなどスケジュールが立て込むときは毎日宴席になってしまうので健康を気にして食べないようにしているとのことでした。
これを見ても「会長様だから食べなくていいんだ。」という人がいるかもしれませんが、事実として毎日接待でも食べない人はいます。
ちなみに筆者自身転職をして座り仕事になったとたん急激に太ってしまったので筋トレをして体を引き締めています。
筆者は接客業を辞めて独立してから他社の方とお仕事の話をすることが増えましたが、正直シュッとしている人間のほうが好感が持てます。(個人の感想)
仕事の拘束時間が長すぎて規則正しい生活ができない。
仕事の拘束時間が長すぎて規則正しい生活ができないという方はサッサと仕事をやめましょう。
先述した通り筆者は宴席のサービスをしていたので夕方から翌朝の勤務や早朝の勤務(ホテルで朝食をとりながらミーティングするお客さんへのサービス)というのも少なくありませんでした。
規則正しい生活をするという発想がない状態だとさらにだらしない生活に発展します。
人生の中でその時期が一番不健康だったと確信が持てます。
お酒の失敗が面白いのは他人事だから
お酒の失敗エピソードというのは自分が関係なければ面白おかしく聞けるのですが、仕事の関係者がそれを披露しているのはかなりイタイです。
酔っぱらって職場のノートパソコンを紛失したとか、一緒に仕事してる人間からしたら二度と一緒に仕事をしないレベルの失態です。
失敗するのは仕方ないにしてもお酒のせいでやってしまうのは大問題です。
お酒はほどほどに飲みましょう。
生活習慣からくる健康面に不安がある人とは仕事をしにくい
先天性の疾患や個人にはどうしようもない難病などは当てはまりません。
ただ普段の生活に問題があって健康面に不安がある、仕事の素行に支障をきたしている人間と仕事をしたい人はまずいないはずです。
例えばクッキングパパに出てくる田中はいつも酒ばっか飲んで遅刻しているキャラで現実だったら厳しいですよね?(今では違うけど) あれはフィクションだから好感が持てるだけです。
モチロン初めて会った人間の生活習慣など知ったことではありませんが、健康は見た目に出るので気を付けるに越したことはありません。
見た目というのは太ってるとかだけじゃなくて顔色とか顔つきなども含めます。
慣れた環境から出ないと自分の不健康さは意外とわからない
筆者は接客業(飲食業)から全く違う職業に転職したので以前の自分の不健康さや以前の職場の人間の不健康さに気づきました。
周りも同じような拘束時間で働いている場合不健康さには気づけませんし、だらしなくなる部分は似てきます。
筆者の場合ケガをしたことも転職の原因の一つだったので強制的な転職になったわけですが転職してから自分のいた業界の生活環境がいかに異常だったか気づいて唖然としました。
職業的に問題があるなら転職が一番の健康を取り戻す手段。
職業的に時間の拘束が長く改善しようがないのであれば転職するしかありません。
そういった意味でも転職はオススメ。
今までの職場でも拘束時間が長くて云々と文句タラタラの先輩後輩どちらも山ほどいましたが、文句を言っても職場は変わりません。
自分が頑張って世界を変えたいのであればそれはそれでよい目標です。
とはいえ変えられるかというと変えられないと思いますし、なんだったら上席に嫌われるかもしれませんね。
ほどほどにどうぞ。
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