睡眠時間を取れない人間は仕事ができない可能性が高い3つの理由




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今はもうないかもしれませんが一昔前は睡眠時間を削って仕事をしているという事が一種の美徳のように語られることがありました。

日本特有の「プライベートをつぶして働いてる人間えらい。」の文化ですね。

睡眠時間を確保しないと健康を損なうというのは言うまでもありませんが、今回は睡眠時間をきちんととっていない人間が仕事ができない可能性が高いという事に関して解説していきます。

※職種的にまとまった睡眠時間の確保が難しい仕事(医師など)もあるのでケースバイケースであり、過去の記事でも紹介しているように業務の効率化には限界があるので睡眠時間を取れない人間を無能だと批判する内容ではありません。

あくまで複数人の方へのインタビューと筆者自身の経験から睡眠時間の確保を推奨する内容になっています。

目次

睡眠不足のデメリット

ちゃんと睡眠をとらない人間が仕事ができない可能性が高い理由を考える前に睡眠不足によるデメリットとは何でしょうか?

まず睡眠不足によるデメリットを考えてみると、調べるまでもなく各々の経験からいくつかの項目がすぐに頭に浮かぶと思います。

睡眠不足のデメリット

  • 集中力がなくなる
  • 機嫌が悪くなりやすい
  • 単純に行動が遅くなる

睡眠不足の場合少なくともこの3つは確実に発生します。

寝不足の人間はこの状態を抱えて仕事をしているというのが前提になるという事です。

世の中にはショートスリーパーの方もいますが、ごく少数なのでほとんどの睡眠不足の人間はこの状態です。

集中力がなくなる

睡眠不足で集中力がなくなるのは言うまでもなく、注意力や物事を推察するような思考力まで低下します。

業務内容のすべてが缶コーヒーにポイントのシールを張るような仕事であればそれでも問題ないでしょうが、世間一般の仕事というのは単純作業と複雑な作業が入り混じっているのが普通です。

集中力がなくなっている状態だと業務と業務の切り替えも遅くなります。

切り替えって言ってもちょっとまごつくぐらいじゃん

確かにその場その場ではほんの数分のロスかもしれませんが積み重なれば一時間以上になり、1日の中に24分の1を浪費していることになります。

だったらその一時間でちょっと昼寝したほうがいいですよね?

寝不足だと機嫌が悪くなりやすい

睡眠が足りていない状態だとストレスを感じやすくなり、疲労もたまりやすくなるので転がり落ちるように機嫌が悪くなっていきます。

何とか取り繕おうとしてもそれ自体がストレスになるので他者とのコミュニケーションが面倒になり業務上の問題を招く可能性があります。

また睡眠をきちんととれていない人は日中の活動が不十分になりがちで日光を浴びることで作られるセロトニンの分泌が不十分になります。

セロトニンはドーパミンやノルアドレナリンの制御に使われ精神を安定させる働きがあるので不足すると不機嫌になりやすくなります。

さらに睡眠を促すメラトニンはセロトニンから作られるのでメラトニンが不足した結果睡眠が十分にとれなくなります。

単純に行動が遅くなる

行動が遅いというとゾンビのように動くのかと勘違いする人もいるかもしれませんが睡眠不足の人間は行動を始めるのが遅いです。

じゃーじ

この仕事終わったら次はあの仕事だからこれ用意しておこう~

こういったことがまずできなくなります。

行動がゾンビのように遅くなるまで睡眠不足の人間は仕事が出来る出来ないよりも何故寝ないのか?

ちゃんと寝ない人間が仕事が出来ない可能性が高い3つの理由

先述した「集中力がなくなる」などの前提を踏まえたうえで仕事をできない理由はこちらです。

  • 優先順位をちゃんと決められない
  • スケジューリングができない
  • 効率的な仕事が出来ない

細かく分ければもっといい方はあると思いますが、大まかにこの3つに集約されます。

優先順位をちゃんと決められない

仕事をする上で重要なのは優先順位(プライオリティー)を決めることです。

睡眠は重要であるという事は知っているはずなのにそれをないがしろにしてお酒を飲むことを優先するなど別のことを選択しているという事なので、仕事においても優先順位をちゃんと決められないというのは致命的です。

今まで一緒に働いてきた人の中で「眠い、睡眠不足だ。」という方になぜ睡眠不足なのか?と質問したことが多くありますが、ほとんどの方は遅くまで深酒していたりゲームをしていたという理由です。

そういった方全員が仕事が出来ないとは言いませんが、今までの経験上仕事が出来ない方のほうが多いというのが現実です。

スケジューリングができない

時間があるのに睡眠時間をきちんと確保できない人間というのは間違いなくスケジューリングができません。

そもそもスケジュールを組み立てて行動するという発想がない方がほとんどです。

一人で仕事をしているのであれば問題ありませんが大勢の人間と足並みをそろえて仕事をしないといけないという時にきちんと予定を決められないのは致命的です。

ぱじ山

こんなに人がいるんだから誰かがやってくれるでしょ?www

実際これは筆者が仕事をしていると時に言われた言葉です。

全員が全員ロボットのようにトラブルもなく全く同じスケジュールで動くのであればそれでもいいかもしれません。

しかし一人一人抱える仕事が異なっている場合全く同じスケジュールで仕事をすることはできませんし、仕事が完全にスケジュール通りいくこともありませんので多少ズレが出た時はうまいこと変更して帳尻を合わせないといけません。

要するにスケジューリングができないという事は急なトラブルにも対応できないという事です。

些細なトラブルのたびにどう対応したらいいかと40代前半のおっさんにくっついて来られても困りますよね。

効率的な仕事が出来ない

睡眠時間を確保できない人間はまず効率的ない仕事というのができない可能性が高いです。

どのような業務でも効率化には限界がありますが、シンプルに寝ればいいだけのことを選択できない人間が仕事が出来るというのは考えにくいです。

睡眠不足は日本の悪習

睡眠不足は日本の悪習です。

高校生がやる睡眠時間短い自慢ぐらいは学生のおふざけなので問題ありませんが、そのノリを社会人になってまで引きずっているのはかなり痛いです。

実際に筆者は過去に何人もそんな方とお会いしてきましたがはっきり言って胡散臭い人間ばかりです。

今はあるか知りませんが、ちょっと前にニンニク注射というのが流行ったことがありました。

じゃーじ

ニンニク注射打つとすごい元気出るよ!!

寝なくても全然大丈夫!

ニンニク注射にどんな効果があるかは知りませんが、勧めてくる人間は大体寝なくても大丈夫って言ってましたね。

ドーピングするより寝た方がいいに決まってんだろ。

ぱじ山

一生の中で寝てる時間を計算したら人生の3分の1は寝てることになるから、その時間を削って働けば超稼げるよね!!

これは本当に言われたことのある言葉ですが、これを聞いてどう思いますか?

およそ仕事ができる人間の発想ではありませんよね。

日本人は労働時間をやたらと尊ぶ人種が多いのですが、仕事が完了するのであれば労働時間は5分でもいいはずです。

睡眠不足の結果仕事の途中でミスを繰り返して同じようなことを繰り返すのであれば、しっかりと寝てさっさと仕事を終わらせましょう。



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