「自分しかできない仕事」では意味がない、改善するメリット3選

「自分しかできないことをやりたい。」といって自分を探している方が世の中にはたくさんいますが、アーティスティックな仕事を除いて「自分しかできない仕事」というのはそうありません。

そもそも会社というのは組織なので「特定の人物しかできない仕事」がある時点である意味破綻していると言えます。

と言われている方は実際にいますし、仕事をテキパキとこなしていて本当に頼りになる方はいます。

ただそれは「その人にしかできない仕事」がある事とは違いますよね。

今回はそういった認識を改善するメリットを紹介していきます。

「自分にしか出来ない仕事」は職場が機能不全を起こしている状態。

会社組織の中にいて「自分にしかできない仕事」があるのは完全に職場が機能していないという事になります。

まず「自分しかできない仕事がある」デメリットはこちら

自分がいないだけで職場が回らないから休めない

自分しかできないという事は休んだら仕事が回らなくなるという事です。

結果休めません。

休めなくなると疲れがたまって仕事の効率が落ちていきます。

あなたにだけに特定の仕事が任されていることが恒常化していた場合、回りの人間から見るとただの日常的な光景になるため肉体的・精神的に疲弊していようが「気を使う」という発想すらないはずです。

引継ぎがやりにくい

もしあなたにしか出来ない仕事の内容が身に着けるのに時間がかかるものであった場合、引継ぎに非常に時間がかかります。

転職・退職・異動・転勤、引継ぎをするタイミングは山ほどあります。

そうですか？

周りとの連携がとりにくい

これは引継ぎがやりにくい理由とほぼ一緒です。

その人にしかできない仕事があるという事は、普段から情報の共有やコミュニケーションが不足していることは明白なので周りに人間と連携して仕事するというのも確実にうまくいきません。

自分にしかできないと思って自己満足楽しんでません？

特定の人物にしかできない仕事があるというのは進捗の妨げになる等トラブルの原因になるので、通常であれば情報共有を行ったり仕事のコミュニケーションをとるなどして回せるようにしておきます。

これを怠るのは周りの人間からすれば心底いい迷惑です。

極端な例を出したので共感しにくいかもしれませんが、周りに仕事を振ることは悪い事ではないので後進への教育も含めてコミュニケーションをとる必要があります。

「私にしか出来ない仕事があるんだ！！」という自己満足や自己陶酔を全面的に悪いとはいませんが、やりがい搾取の温床にもなるので注意したい所です。

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「自分しかできない仕事」をなくすメリットとは？

ここまで上げてきたデメリットの逆がメリットです。

更に周りとのコミュニケーションもとりやすくなるので仕事に対しても柔軟に対応することが可能になります。

数人で知恵を出した方が今まで違ったアイデアが出てきやすいのは言うまでもありません。

その場合は人員不足などもっと根本的な問題が職場にあるので身の振り方を考えましょう。

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まとめ

今回紹介した内容はこちら。

通常特定の人間にしかできない仕事が存在する事自体が問題視されることなので、そういった事が散見される場合は職場環境に問題がある可能性が高いです。

単なるコミュニケーション不足の可能性もあるのでまずは職場内で情報共有に努める所から始めてはいかがでしょうか？

途中で挟んだ筆者のエピソードのように「○○帝国」のようなものが出来上がっている場合は転職をオススメします。