すうぇっとジャージです!
王様のブランチで紹介された「嘘八百 京町ロワイヤル」を面白そうだな~と思っていたら、その前作の「嘘八百」がAmazonプライムの見放題対象になっていたので早速見ました。
最近の映画も結構自由に見ることが出来るので重宝しています。
今回は「嘘八百」を見たレビュー記事です。
「Amazonプライムは見放題対象はたくさんあるけど何見たらいいかよくわからない。」という方の参考になれば幸いです。
Amazonプライムの映画オススメ、「嘘八百」
2018年に公開されたコメディ映画「嘘八百」、主演は中井貴一さんと佐々木蔵之介さんです。(※途中で敬称略)
ザックリ簡単に言うと
因縁のある古美術商と有名鑑定士に中井貴一(古美術商)と佐々木蔵之介(陶芸家)が一泡吹かせる。
よくあるお話だと思う方もいると思いますけど単純に面白かったですね^^
「まぁこんな感じのストーリーだろう。」と思いながら見て面白いってのはすごい事だと思います。
最近深夜にやってる「どうなの課」という番組に出ている森川葵さんがいい感じです。中井貴一さんの娘役で出てます。
そもそも私は「なんでも鑑定団」とかよく見ますし漫画の「ギャラリーフェイク」や「へうげもの」も大好きなので、骨董を扱っていてコメディというのはテーマの時点でめっちゃツボです。(※別に骨董に詳しくはありません。)
コメディとは言っても人生が上手くいかないジリジリした感じが途中でにじみ出てくるので非常に味わい深い。
特に佐々木蔵之介さん。
作陶は詳しくありませんけど「あんなに工程多いんだ。」っていうね。
あと野田佐輔(佐々木蔵之介)の息子が口にするセリフで「初めて僕が作ったものを買ってくれた。」っていうセリフとかなんか名台詞に感じるのも散りばめられています。
「嘘八百」あらすじ
古美術商の小池則夫(中井貴一)が野田佐輔(佐々木蔵之介)がいるお屋敷を訪れたことから始まる一大詐欺プロジェクト。
始め小池は野田を騙すつもりでしたが、なんやかんやあって手を組むことになります。
詐欺プロジェクトのターゲットは樋渡開花堂(ひわたりかいかどう)の店主と、そこと懇意にしている有名鑑定士、棚橋清一郎。
実は小池も野田もこの二人との因縁をきっかけに苦汁をなめる生活を送っていました。
偽の千利休の器を作って高値で売りつけようという算段、腐った生活をしていた野田ももとは腕のいい陶芸家、気合を入れて作陶に臨みます。
最終的にはあらゆる詐欺仲間が集まっての一大プロジェクト!!
詐欺師仲間がアホみたいに達人だらけで「んなアホな…」ってなれます。
顛末はご自身でご覧ください。
オチが古き良き日本映画と言う感じで私は好きでした^^
演技力の光る日本映画
ちょっと口が悪いんですがおっさんが出てておっさんが活躍する映画を観たかったので今の私のニーズにピッタリの映画でした。
出演している方も演技力にたけた方ばかりでしたので見ていて非常に面白かったです。
見どころ
- 序盤の屋敷の蔵の中で小池(中井貴一)が「あった~、あった~(小声)」と言うシーン
- 佐々木蔵之介の作陶シーン
- 小池が器の説明をするシーン
- 樋渡開花堂と棚橋清一郎のクソ野郎っぷり
千利休に関しての考察も史実とは関係ありませんが面白かったです。
小池(中井貴一さん)が器の説明をするシーンでめっちゃめちゃ長いセリフをしゃべるシーンとか「すご~」ってなります。
1月から続編の「嘘八百 京町ロワイヤル」が封切されているので見たくなりました^^。(2020年1月現在)
「嘘八百」の食事シーンがいい感じ
最近は食事シーンをフォーカスした作品が増えてきているような気もしますが、この映画では特にフォーカスされているわけではないのにめっちゃ刺さりました。
特に佐々木蔵之介さんたちがボロアパートの一室で肩を寄せ合ってみんなですき焼きを食べるシーン。
人によっては咀嚼音がちゃんと聞こえるので嫌悪感を覚える人もいると思います。
私は逆にそのみんなでモソモソ食べてる感じが登場人物のさもしさが出てていいなぁと感じました。
なんか汚いアパートのニオイまで感じられるような雰囲気があって素晴らしかったです。
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