雑な準備で出発した上海旅行もとうとう3日目に突入!!
2日目深夜にビールをしこたま飲んで眠りについた私(スウェットじゃーじ)は3日目に
上海の恐ろしい一面に打ちのめされるのであった!!
天国と地獄は紙一重、日本でも人気のお店も登場でますます満腹、違う意味で抱腹絶倒の食い倒れ上海グルメツアー!
上海旅行!!~3日目~ コッテリ上海料理と高級ホテルの上海蟹食べ放題
2日目夜に出前でビールを頼んでしこたまビールを飲んだ(多分トータル5リットルぐらい)私は、スーパー二日酔い。
バカかな?
ちなみにおつまみは初日の深夜に行った四川料理屋さんで残った料理を包んでもらったものです(カエルの激辛炒め物)。
起きたら目の前が揺れてました、恐るべし魔都:上海。
冒頭からいきなり余談
「中国人はいっぱい頼んで残す」なんて言いますが、最近ではそうでもないらしく残った料理はテイクアウトします。
お店の方でもテイクアウト用の容器がサイズ別に用意されています。
中国全体でそうなのか?というと違うそうですが、上海などの都市部の人たちは「いっぱい頼んで残すのは田舎モノのやる事だ。」と思っているそうです。(タカナシ君談)
上海と北京の人は特にプライドが高いんですって。
中国は広いので結構考え方も違うらしく、出身地方によって完全に違う人種(実際に人種が違う場合もあります)として見る考え方が根付いているとの事。
差別意識も凄まじく「地方出身だから就職不可、昇進不可」は珍しくないそうです。
タカナシ君は中国語の共通語(マンダリン)を話せますが、前回の2日目編で出てきた外灘(ワイタン)でも座り込んで話しているおっちゃん2人が何を話しているか全くわからないといったように言語としても全然違うそうです。
また広東料理を食べたお店では「(中国語で)何語が話せます。」というカードをホールスタッフは全員胸に付けていました。これらは日本では全く無い感覚ですね^^
登場人物
- スウェットじゃーじ(私、筆者)
- 豊田君(仮名)一緒に上海に行った友人。
- タカナシ君(仮名)現地に住んでいる友人。写真NG
甘辛いは美味しい!!? コッテリ上海料理!!
3日目は実はちょっと遅めにおきまして9時ぐらいだったかな??
起きたらすぐに行動開始、タカナシ君が見つけてくれていた店に移動を開始したのでした。
上海料理の前に中国体験!! こ、これが中国!!
せっかくだから中国っぽいもの飲んでおきなよ^^
って事で連れていかれたのがタピオカミルクティースタンド。
2019年現在日本で大流行してますが、2015年に上海でいただきました。
日本でももっと前に流行りましたよね? ナタデココの次ぐらいに。
注文しようと並んでいる時に、前にちょっと隙間が出来た瞬間っ!!
スウェット姿のおばちゃんがナチュラルに横入り!!
めっちゃ中国ッ!!
振り返ったおばちゃんが私を見てごまかすように笑ってましたけど
怒るどころか「うお~、中国だな~。」と豊田君とゲラゲラ笑ってました。呆れるタカナシ君。
いや~見事なペネトレイトだった、海南の牧かと思った。
オレでなきゃ見逃しちゃうね。
二日酔い!! 試練の上海料理ッ!!
このお店の名前は特徴的だったので覚えています。
その名も「上海1号」、有名なお店だそうです^^
開店の前にお店の前に着いたのでちょっと待ってから入店しました。
かなり大きな店でしたがあっという間に満席になって、途中で丸卓追加してたぐらいの盛況ぶりでした。
左:豊田君 右:スウェットじゃーじ(筆者)
ちなみにこのお店も接客がすごい丁寧です。
上海料理ってほとんど茶色くないw??
私と豊田君は中国語を全くしゃべれないので注文はタカナシ君任せ。
そして出て来る料理は大体茶色い、茶色くないのはサラダと剥き海老と焼き小籠包ぐらい。
上海料理は醤油に砂糖を使った料理が特徴だそうで全部コッテリ甘辛いです^^;
コンディションが良かったら美味い美味いと言って食べるんですが、
その時私二日酔いでして…、もう全然箸進まないの…(;^ω^)
起きて一発目が豚の角煮て…。ヘビーだぜ。
菊花茶が異常にうまい…、豚の角煮は専用のツボにはみ出すように盛られて出てきます(ちなみにこれ小さいサイズ)。
豚の角煮を食べるとその下には煮卵、さらにその下にはタレが染み込んだ高野豆腐的なもの。
…
美味しい(゚д゚)ウマー
肉ばっかりだとあれだから魚も頼んだ^^
さすが。
そうね、サラダもあるとはいえ肉ばっかりだとよくないよね。
お前もか…。
美味しいけどね(゚д゚)ウマー
サラダはさっぱりして普通のサラダ、二日酔いの私はむき海老の白い方ばっかり食べてました。
手前の小皿に入ってるのは黒酢です。
左の茶色い海老はコッテリ甘辛。
デザートはスイカでした。
スイカはお会計を頼むとサッと持ってきてくれたので料金はかからないみたいですね^^
観光名所、豫園(よえん)
満腹になり豫園(よえん)という観光名所に移動。
豫園は昔の貴族の別荘みたいなところです。
移動中、街のあちこちで焼き栗が売っていて豊田君が黙々と食べていました。
ちなみに食べた栗の殻はみんなそこらへんに捨ててます。
上海は上を見上げると高層ビルが立ち並ぶきれいな街並みですが、基本的に足元は超汚いです。
「地球はみんなのごみ箱!!」と言わんばかりにポイ捨ては当たり前なので、場所によっては中々でした笑
賛否は分かれますが、私は順応し過ぎていたのか友人に二人に「お前は現地人か。(;^ω^)」と呆れられるぐらいの馴染みっぷりでした。
商業施設も立ち並ぶ豫園
観光客を狙ってか豫園の周りは売店だらけで3000円ぐらいでドローンとか売ってます。
情緒がどうとかいうよりも「観光客に売るで~!」って感じです。
こういったところにいきなりドローンを売る露店があったりします。
「写真を撮ると金をよこせって言ってくるかもしれないから撮らない方が安全^^」と言われたので直接は撮れませんでした^^;
↑ここは金ぴかの仏像とか売ってました。
国内外の観光客向けに作っているためかいかにも中国って感じの外観でいいですよね^^
観光名所である豫園の中には入場料を払う必要があります。
入場料は確か日本円で400円ぐらい、受付で支払っておつりは投げ渡されます^^;
あ~、お釣りはよく投げるよ。
そうなんだ笑
中を歩き回って龍モチーフの屋根とか見つつ
龍って皇帝しか使っちゃいけないんじゃなかったの??
体と尻尾が魚みたいになってるでしょ? 魚だから問題ないって言い張ったらしいよ。
ごねたもん勝ちだな笑
そんな為になる事を学びました。
結構きれいなところですが塀の向こうがすぐアパートなので、高いところに上がるとアパートの住人と目が合います。
入場料が必要な「豫園」の区画は本当にごく一部で、周りの商業施設がものすごく発展しています。
周りの商業施設も昔の建物の外観をそのままに中身だけリノベーションして使っているそうなので、街並みは観光客が期待する通りの中国の建築物です。
土産物屋さんが山ほどあります。
出口を出たところに「四不象(スープーシャン)」の銅像がありました、漫画「封神演義」でお馴染みの神獣ですね^^
中国語で「四不象」って言うと変な人、奇人の事を言うらしいです。
自撮り棒10元、日本円でだいたい200円ぐらい??
絶品!! 豫園グルメ
豫園の周りの商業施設は飲食店も多く、世界三大小籠包のひとつ「南翔饅頭店」があります。
もちろん食べました。ここの小籠包めっちゃ美味いッ!! ただすんごい並ぶ!!
今は渋谷にもお店があるそうですね、行った事ないけど。
豫園を順路通りに進んで出た後にちょっと歩くと屋台が大量に立ち並ぶ一角があるんですが色んな料理が売っています。
ここの屋台は大きなお店の厨房がそのまま外に出てきてるような感じで座る場所はなく、福岡の屋台街とはイメージが違います。
メニューは色々あったんですがそこで生まれて初めて臭豆腐を食べました。
何だったら臭くて食えないんじゃないかと思ってましたが意外にも美味しい^^
ただ食べてる本人はそこまで臭くないんですが、食べてる時と食べた後の口臭がよろしくないみたいです^^;
小籠包食べてる時にふと通路を見たら、通路のほぼ真ん中で子供におしっこさせてるお母さんがいましたね。中国だな~。
上海と言えば!! 上海蟹!!しかも食べ放題!!
さて移動して晩御飯。
何とタカナシ君が予約してくれていたのは高級ホテルでの上海蟹の食べ放題ッ!!
ホテル名は忘れました。
上海蟹もこの時が初めてです。
美味い!! 卵を持ってるからメスの方が美味いという事です。
前にも書きましたが上海にはあっちこちにハーゲンダッツの路面店があるんぐらい中国人はハーゲンダッツが大好き。
ホテルのブッフェにもハーゲンダッツの食べ放題が目玉として紹介されてまして、
そんな食べる?
上海蟹食べに来たのにハーゲンダッツがメインになってません?
まぁ私以外の二人はめっちゃ食べますよね、
私は教えてもらった中国語でビールを頼んでみたり一人中国語講座をやってました。
上海蟹はオーダー製で頼むたびに新しく持ってきてくれます。
自分で取りに行く料理も全部美味しかったですね^^
お値段一人4000円ぐらい。
ホテルの宿泊料金自体もそこまで高いホテルじゃないらしいので興味のある方は探してみてください。
夜の上海、銀行街
上海蟹を食べて食べ過ぎたので散策。
前日見物した外灘(ワイタン)の対岸に当たる場所で銀行がずらっと立ち並んでいます。
「戦争中に各国の司令部だったところが今では銀行になってるから建築様式が全然違うんだよ^^」(タカナシ君談)
銀行がある通りはとてもきれいで、戦争中に中国に司令部を構えていた国それぞれの建築様式で全然違う建て方の建物がいっぱい並んでいます。多分建築マニアの人に有名なんじゃないでしょうか?
ここら辺は私たちのような観光客が多くて記念写真を撮ってる人が多いです。
逆側から眺める外灘もキレイでした。
たまにテレビで紹介される毛沢東のデッカイ銅像もここら辺にあります。
スリが多いらしいので気を付けましょう。
まとめ
上海旅行編で毎回書いてますが人間腹八分目が一番ですね!!
書いていてまた行きたくなりました^^
我々はたいしてトラブルに巻き込まれませんでしたが、スリがめちゃめちゃ多いところばっかり行ってたらしいので行かれる方は気を付けましょう。
街にある屋台で売っているグルメも美味しいものばかりですが
日本から言ってすぐはお腹を壊す人がほとんどらしいので買い食いは自己責任でどうぞ!!
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