独りよがりにならない仕事の熱量の調節方法。




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モーレツ社員という言葉が死語になって久しいですが、ワイドショーなどで残業を嫌う若者に対して「ガッツがない。」などとのたまう老人の特集を見るたびに昨今の就業事情と人間の感情が乖離し愛社精神や使命感・責任感で仕事をすることのバカらしさを感じます。

かく言う筆者も昔はとにかく頑張ればうまくいくと考えてしゃにむに仕事をしていた時期がありますが、「自分が正しい。」と思い込んで熱くなっていた当時を振り返ると「とんだ黒歴史をこさえたものだ。」と穴があったら入りたい気持ちになります。

実際に一人で熱くなっている時というのは基本的に周りに迷惑をかけているので、当時の筆者ももれなく迷惑をかけていたことでしょう。

今回は感情論などを排して仕事をする事。

仕事に対しての熱量を調節して独りよがりにならない事の必要性を紹介します。

目次

独りよがりになるのは自分が正しいと勘違いしているから

独りよがりな仕事ぶりになるのは「自分が正しいと勘違いしているから」という事につきます。

筆者は過去の経験上、仕事に集中すると視野が狭くなり熱くなりやすいので常日頃気をつけています。

おそらくそういった感覚を持たない方もいらっしゃると思いますが、ふとした瞬間に間違った正義感が暴走することもあるのでお気を付けください。

仕事の選択肢でベストはそうそうなく大体はベター。

仕事をしている中で出てくる選択肢は大体はベターなものを選択して判断を下します。

決まりきった絶対的な正解がある場合は「選択」とか「判断」という話ではなくなってくるので、誰もが行うようなことを指していません。

人によって判断が異なる事は基本的に絶対的な正解がないので、100%正解の答えを選ぶのは不可能です。

そこで完璧な選択肢を求めようとしたり人に完璧な状態での仕事を求めると温度差が出来て職場の不和に繋がります。

仕事においてどのようなポジションについているかによって考え方が違うものの、他人に高水準の仕事を要求する場合「自分が気持ちよく働く」といった欲求は言及しない方が上手くいきます。

機械的にうまくいくであろう状況を作り出すことが重要になってくるので、自分自身の仕事熱は上げない事でより良い結果を生む可能性が高くなります。

自分自身の仕事の熱量が上がり過ぎている時は往々にして独りよがりな自分が気持ち良くなるためのベストな答えを求めがちなので、いったん自分を俯瞰してみて客観的に判断を下しましょう。

じゃーじ

大体これぐらいでいいかな?程度の熱量の方が継続力もあるのでオススメです。

頑張っているかは関係ない。

誰がどう頑張っているかは仕事の結果にはそれほど関係ありません。

小みな話頑張らずに結果を出すのが一番です。

「頑張っている・気持ちのこもった仕事」などの思考的味付けを増やすと余計な事が増えていくので辞めましょう。

じゃーじ

頑張ったんだからもっとお金が欲しい。

じゃーじ

頑張ったんだからもっと評価されないのはおかしい。

仕事を頑張る・努力することは美徳ですが、他人に自分への評価を期待するのはまた別の話です。

頑張らなくてももっとお金を貰える仕事をした方が自分も楽ですし、相手も余計な感情論を加味して対応しなくいいので健全です。

もともと支払われる金額が決まっている仕事であれば頑張ったかどうかは金額に影響しないのは当然です。

また評価するかどうかは他人が決める事なので自分の頑張りに対しての評価に不満を持つのは無駄にストレスを感じるだけの行為です。

簡単に言うと感情で仕事をするのではなく理屈で仕事をしましょうという事です。

報酬に不満を感じる仕事であれば受ける必要はありませんし、そこで一生懸命やったからといって報酬は上がりません。

じゃーじ

今回は安く受けちゃったけど、高いクオリティの仕事を見せつければ次回から単価が上がるはず。

稀にこういった事を考える方がいますが、絶対に上がりません。

間違いなく次回も同じ金額でやってくれると先方は考えます。

頑張りどころを間違えない。

先述した内容でわかる事は「割に合わない仕事は絶対に受けてはいけない。」という事です。

低単価で仕事を受けた後に頑張るのではなく、受ける前の金額交渉で頑張る必要があります。

じゃーじ

交渉事は苦手…。

ではずっと低単価で働くしかありませんね。

しかし交渉といってもそんなに難しく考える必要はありません。

メルカリに出品している人間だってしていることです。

リサイクル品に対しての値切り交渉に関してもTwitter上で頻繁に批判が湧くのに、人の仕事=価値を値切る行為に対して立ち向かわないのは不可解です。

個人事業主の場合はしっかりと値段交渉を頑張るしかありません。

会社員の場合で就職していてそういった交渉が出来ないのであれば報酬に見合った熱量で仕事をすればいいだけです。

さばききれないほどの仕事を振ってくる時点で、その企業は破綻していると言えるのでサッサと辞めましょう。

まとめ

今回は仕事の熱量に関して書きました。

感情を排した働き方について「そんな働き方しかできないなんて寂しい人だ。」と感じる方は感情いっぱいに頑張ってください。

金額に見合わない仕事をやっていることで現在の日本経済は衰退していると言えるので、きちんと金銭的なことに立ち返って思考することをオススメします。

そうすれば仕事の途中で独りよがりに熱くなって人に迷惑をかける事もなくなるでしょう。



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ぱじ山ねまきのアバター ぱじ山ねまき イラストレーター

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