退職者の連鎖が止まらない地獄、きっかけになる些細な要因5選




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周りの人間が連鎖的にガンガン退職してしまうような状況を経験したことはあるでしょうか?

当ブログで書いてきたように筆者は入れ替わりの激しい接客業(飲食業)の世界で15年以上働いていました。

その結果オフィスで仕事をする業種の方に比べたら退職が連鎖する状況を目の当たりにした経験ははるかに多いはずです。(※間違いなく)

何回かの退職の連鎖を経験すると一種の勘が働くようになります。

じゃーじ

あ、そろそろ辞めるなwww

今回は筆者が過去の経験の中で退職連鎖が起こるきっかけになった職場の状況や要因を紹介していきます。

本記事で紹介する内容に該当している職場にいる方は少なからず退職連鎖の兆しを感じ取っているはずです。

個人的の考えとして退職連鎖は起こるべくして起きているので、変に頑張らず流れに乗って転職することをオススメします。

目次

人が退職するには理由がある

人が退職するには理由があります。

はたから見ていると「そら辞めるわwww」と言いたくなるようなことも実際に事態の内側にいるとわからないものかもしれません。

筆者が「あ、人がたくさん辞めるなwww」とピンと来た時の職場の状態などは以下の通り。

退職連鎖が起きる要因

  • ノリで仕事をしている現場に空気が変わる出来事が起きる。
  • 価値観が大きく違う新人が入ってくる。
  • 上役が意地の張り合いを始める。

おそらくこれらの項目を見て「わかる~www」とニヤついている人も少なくないのではないでしょうか。

それぞれの項目に関して詳しく解説します。

もし転職しようかと悩んでいる方で、今いる職場が該当しているのであればサッサと辞めましょう。

そんな退職連鎖を目の当たりにしてなんで辞めなかったんですか??

過去の記事でも解説していますが「的外れな責任感」があったからです。

もっと簡単に言うとバカだったからです。

仕事を辞めたい時に読むきっかけエピソード3選

ノリで仕事をしている現場に空気が変わる出来事が起きる。

キチンとした決め事を作らずノリ(雰囲気)で仕事をしているパターン

まず最初に言っておきたいのはノリで仕事をする事自体はそこまで悪いことではありません。

しかしノリだけで仕事がうまく転がっていることにかまけて段取りや、それぞれの人間の裁量をきちんと決めておかないのは最悪です。

信じられないかもしれませんがこういった段取りを決めずにノリで仕事をしている現場は結構あります。

特定の人物に仕事が偏って職位と裁量のバランスがおかしくなっていることが少なくなく、極端に言うと現場仕事でバリバリ仕事をする人間にみんなが頼り切って仕事の判断を末端にゆだねているような状態です。

委任すること自体は悪くありません。

しかし組織として正式に決めたものではなく「なんとなく」で行われているのであれば、遠からず本来職場の方針を決める職位が上の人間と声の大きくなった現場の大将が衝突します。

そして雰囲気が悪くなっってくるとその空気に耐えらえれなくなった人間の中でフットワークの軽いタイプは早々に退職してし、そんな状況を作り出した現場の大将(エース社員など)も退職する流れになり一緒に退職する人間も出てくるという退職連鎖が起こります。

雰囲気に酔って仕事をしていたのが醒めるパターン

ある意味宗教的というかカルト的な雰囲気で仕事をしている現場というものもあります。

アルバイトが当日の売り上げ達成したことに大喜びしているとか、意味の分からない使命感を胸に働いている状態です。

仕事がうまく回っている時は問題ないものの、うまくいかなくなった時にふと冷めた目線で職場の状況を観れる人間が出てきます。

それは他所から来た人間ではなく以前から同じ職場で働いていた人間の中からです。

雰囲気酔いから醒めた同僚の冷静な発言で周りもどんどん醒めていきます。

この場合醒める前なら雰囲気で許せていたことも許せなくなるので十中八九退職連鎖が起きます。

カルト的な職場の崩壊例

  • 本当はこの仕事をやりたくない
    • 〇〇のやっているポジション(業務)を担当したい。
    • 前からこの業務はおかしい(無駄が多いなど)と思ってた。
  • 仕事の比重のおかしさに気づく。
    • 良かれと思ってやっていたけど周りの人間は覚えようともしない。
    • そんなに仕事ふるなら給料増やせ。
  • 前の職場の雰囲気が好きだった。
    • 雰囲気酔いから醒めてない人間は悪くなった職場の雰囲気に耐えられない。

こういった現場は意見を言いやすい空気であることが多いので、逆に不満をぶちまけやすく退職連鎖が起きやすくなります。

醒めた人間が現れると醒めた人間・醒めていない人間双方にとって働きにくい職場環境になってしまうので退職連鎖待ったなしですね。

価値観が大きく違う新人が入ってくる。

これは先述した雰囲気から醒める事と似ています。

新卒に限らず中途採用の新人が入ってくるなど辞めていく人間もいれば入ってくる人間もいます。

従順な新人もいれば新たな風を吹き込んでくる新人もいるので、職場に新たな価値観というものが生まれやすくなります。

職人のような徒弟制度であれば出来上がっている価値観の中に新人が入っていく、順応していくことが当然とされているので新たな価値観に脅かされることはありません。

しかし一般的な職場というのは「この仕事に人生を捧げています!」という事はまずありえないため、新人がもたらす新たな価値観・考え方というのは一定の変化をもたらします。

近年ではYOUTUBEで収益を得るなど高校生でもそこら辺の会社員より稼いでいる場合があるので新人を一方的に見下すような社会ではなくなっており、揺るがない価値観を持った人間も多くなっています。(※ウンコみたいな人間も増えてるけど)

仮に新人が旧弊な職場に疑問を持って質問を投げかけた時に理路整然と説明できないのであれば、上の人間は「これはこういうもんなんだ!!新人は言われたとおりに働けばいいんだ!!」といったパワハラで対応するしかありません。

新たに吹き込まれた風にさらわれて退職していく人間が大量発生します。

上役が意地の張り合いを始める。

筆者が勤めていた会社自体は派閥争いが発生するほど大きな職場ではありませんでしたが、出向先で派閥争いに巻き込まれることはありました。

大体トラブルが起きるとどこが責任をとるかという話になるとともに、その後同じようなトラブルが起きた時の対応策という決められます(通常)。

そこで責任を取りたくないけど自分の思い通りの形にしたいとなった老害は周りを巻き込んで意地の張り合い・にらみ合いを始めます。

喫煙所とか食堂とかが変なパワハラの現場になりますね。

これは筆者が出向していた場所でも発生した事案であり、その後派閥関係なく大量の退職者を出したそうです。

老害のにらみ合いに関してはちょっと頑張ったくらいでは改善できないので自然災害のようなものと考えてあきらめ、誰よりも早く逃げ出しましょう。

まとめ

今回は退職連鎖に関して紹介しました。

意外と身近で起きる事なので自分のいる職場で少しでも兆候が感じられたらサッサと退職しましょう。

退職連鎖が起きる時は職場全体の雰囲気が非常に悪くなっているので、いざその場になって改善するのは不可能です。

何とかしたいのであれば普段からコミュニケーションをとって異常の芽をつぶしておくことをオススメします。



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