おはようございます。すうぇっとジャージです。
元々週に2,3冊ぐらい本を読むので家のスペースを圧迫しない電子書籍に移行してからはkindleアンリミテッドを使って仕事の合間にあれこれ読んでます。
今回紹介するのはふろむださんが書かれている「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」。
今までの自己啓発本やビジネス本とは切り口が違って面白いです。
心理学用語もたくさん出てくる実用書ですが、絵の感じがだいぶゆるいので内容に反して結構気楽に読むことが出来ます。
ただこの本も以前紹介した「嫌われる勇気」のように対談形式になっている部分がソコソコあるので、音声サービスのaudibleで聞いた方が頭に入りやすいと思います。
私の場合はこの本は紙媒体で買ったので、紙媒体で文中の表や図を見ながら、さらにオーディブルという通信教育のようになってました。
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているを読む
2018年発行。著者:ふろむだ
作中の言葉になりますが、本作では「錯覚資産」というものをテーマにして書かれており、本のタイトルをそのまま受け取ると「実力とか運よりも相手を勘違いさせたもん勝ちっしょwww」的な感じで受け取れます。
本書の序盤では何人かの人物に著者が対談する形で「錯覚資産」についての解説が入っています。
心理学の専門用語もたくさん出てくる
著者のふろむだ氏が心理学を専攻していた事が執筆のきっかけになったという事で心理学的な専門用語もたくさん出てきます。
いずれも丁寧に説明されてはいるものの、馴染みのない人間が理解するには少し時間がかかりました。
一度通しで読んでもう一度読み直すのがオススメです。
タイトルのまま「錯覚させてウェイウェイやろうぜ。」的な感覚で読もうとすると多分とん挫します。
仕事をしていると共感できる部分がたくさんある
この本のすごい所は共感できる部分が多くある事です。
これは私が初めから「錯覚資産」について知っていたという事ではなく「あの人なんで仕事が出来ないのにあんなにいい目を見るんだろう。」というバイト・仕事を一定期間したことがある人間であれば必ず感じたことがある内容が題材のため、以前から感じていた違和感を身近な例を挙げて説明してくれているから共感しやすいのだと思います。
そのうえで自分がどのように錯覚資産を駆使する側に立つかというのを説明してくれているので、心理学を現実に即した形で説明している実用書だと言えるでしょう。
ポップな装丁の割に内容がかなりアカデミックなので読むのに時間がかかりました。
まとめ
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている。
完璧に理解しようとすると本の見た目の割に難しい内容なので、この本を読んですぐに実行に移せるかどうかは人それぞれだろ思います。
kindleアンリミテッドの読み放題対象には入っていないので購入する前に一度audibleで聞いてみてから購入を検討されてはいかがでしょうか?
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