映画オススメ「WOOD JOB!(ウッジョブ)」を観て地方文化を感じる。




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じゃーじ

とうとう我が家にもAmazon fire stickが届きました!(AmazonプライムとかYoutubeをテレビで見れるやつ)

今回紹介する映画は「WOOD JOB!(ウッジョブ)」

スウィングガールズやウォーターボーイズなどの青春映画の名作を数多くとっている矢口監督の作品です。

この間林業に関する内容が取り上げられていた時に「WOOD JOBがきっかけで林業をやろうと思った。」とインタビューで答えていた方を観たことと、今年2020年の大河ドラマ「麒麟が来る」で織田信長を演じる染谷将太さんの演技があまりにも見事なので他の作品を観てみたいと思ってました。

そしたらちょうどAmazonビデオで見放題作品になっていたのでこれ幸いと見てみました。

平凡な毎日というのが素晴らしく感じられる作品、コロナウイルスが落ち着いたら小旅行に行きたくなるような地方風景が美しいです。

Amazonビデオで何を観ようかなという方の参考になれば幸いです。

目次

映画オススメ「WOOD JOB(ウッジョブ)」を観て地方文化を感じる。

2014年に公開された日本映画で、監督はスウィングガールズやウォーターボーイズなどの青春映画でお馴染みの矢口史晴監督。

主演は染谷将太さん。

その他出演陣も伊藤英明さんや長澤まさみさん、光石研さん、柄本明さんと豪華な感じです。

林業という一般的にはあまり馴染みのないテーマを取り上げており、私も林業に関しては「間伐」ぐらいしか知識がなく未知のテーマの映画という事もあって興味を持っていました。

じゃーじ

公開当初は電車の中の広告も結構あったのを記憶しています。

三重県の奥地で撮影されており自然美をクローズアップしたシーンが多くあってとにかくキレイ。

作品の途中にいくつも後半のフラグが用意されていて「へ~、これがこっちにつながるのか。」となる部分もあります。

ちなみにちょっと前の映画を観ると2020年現在売れっ子の俳優さんがちょい役で出ていたりするのでそれも面白いですね。

本作品の主人公:平野勇気(染谷将太さん)の元カノ玲奈役は今めっちゃ売れてる清野菜名さんだったりとか。

「WOOD JOB!(ウッジョブ)」の魅力

都会の人間である主人公:平野勇気(染谷将太)は高校卒業後の身の振り方に悩み、偶然見た「緑の研修生(林業の研修制度)」の冊子で表紙を飾っている石井直紀(長澤まさみ)に会いたいというなんともアレな理由で、三重県の山奥「神去村」に行きます。

序盤は非常によくいる高校生と言った感じで不真面目な感じがよく出ている勇気ですが、後半になると村に馴染み、地方をバカにした発言に対して怒りを見せるシーンが出てきます。研修のつらさから何回か脱走しようとした勇気の変化が自然で観ていて違和感がありません。「若者の流される感じ」がいい意味で描かれていると思います。

林業についての専門用語はほとんど出てこず、村で暮らす人々の一部になっている生活を描くことで表しています。

後半で切り倒した樹を売りに出して80万円で売れたことに浮かれる勇気ですが、その樹は105年前の先祖が子孫の為に植樹したものであり「105年で80万円」というのが観ていてとても印象的でした。

そして田舎を描く系の映画で出てくる人物の鉄板と言えば

  • 粗暴なおっさん
  • 偏屈な老人
  • 子供(クソガキ)

見事にすべてそろっており畜産系の場合はここに「+動物」、漁業系は「+海&船&でかい魚」、今回の林業の場合は「+デカい樹木」のようです。

伊藤英明さんの演じた与喜(よき)はそこまで年齢はいってませんが「スナックに入り浸る田舎のおっさん感」が見事でしたね。人に物を教えるのもかなりワイルド。

最後のお祭りのシーンは架空のお祭りだと思いますが、かなり見入ってしまう雰囲気があって神妙な感じで観ていたものの

最後に急にコメディ感満載になるので思わず笑ってしまいました。

まとめ

テーマがあまりなじみのないものなので食わず嫌いをしている方も多いと思いますが、ストレスを感じることない非常に見やすい映画なので時間のある時になんとなくで観ることが出来ます。

※うちの奥さんは「かもめ食堂」雰囲気が似ていると言ってました。

林業に詳しい方にしたらツッコミどころが多いかもしれませんがコミカルなシーンもあり、若者がひたむきに仕事をするシリアスなシーンもあり田舎の雰囲気も満載で見どころの多い作品でした。

次に何を観ようか迷っている方は是非一度ご覧ください。



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