おはようございます。すうぇっとジャージです。
普段は後世に残したい漫画を紹介していってますが、最近は思考法についての本や経済系、歴史系の本を中心に読んでいます。
今回紹介する本は「神メンタル 心の強い人の人生は思い通り」。
この本は、本を電子書籍で読み始めた頃(2019年の頭ぐらい)に何かのランキングに入っていたので購入して読みました。
※文中ちょっと口の悪い部分がありますがご了承ください。
読書の超オススメ本「神メンタル」、目標を立てる重要さを知る。
今回紹介する「神メンタル 心の強い人の人生は思い通り」。
強いメンタルを手に入れたいなぁと思っていた当時、何かのランキングに入っていたし「神メンタル」という頭の悪そうなネーミングにひかれて買いました。
序盤に「この方法を取り入れたら私はこんなに成功しました!!」的なお客様の声があります。(ホントかwww?)
残念ながら私にはそこまでの効果はありませんでしたが、もっと愚直にこの本に載っている方法をやり続けている人は同じような効果はあるのではないかと思います。
読んでみて思ったのが「この本ってもうちょっとタイトル無かったん??」というのが正直な感想で、内容がかなりちゃんとしてます。
「神メンタル」から知る目標の大切さ
「神メンタル」で繰り返し書かれているのは「目標設定を明確にする」という事です。
ネタバレになると良くないので大まかに書く事になりますが、目標設定は【すごく細かく明確に】設定した方がいいという事です。
私がこの「目標の設定は細かく明確に!!」というのを読んで思い出したのがSoup Stock Tokyoのペルソナマーケティングです。
良くビジネスのマーケティング方法の成功事例として紹介されるので「Soup Stock Tokyo ペルソナ」で検索すればすぐ出てくるので興味のある方はググってください。
調べると「こんな事まで設定すんの?」っていうぐらい細かく決めています。
ザックリ言うと自分のところの商品を売る相手を明確に設定してそれに合わせて商品を作るマーケティング方法です。
※高度経済成長期の日本は、商品を作って頑張って営業すれば売れる時代がだったので「作ったものを売る」product out(プロダクトアウト)が主流でした。
そのためバカみたいな飛び込み営業が増えました。
今でもおっさんが飛び込み営業を美化するのはこのためです。
その逆がproduct in(プロダクトイン)、ペルソナマーケティングはその発展形のような感じです。
さて本題に戻ります。
この「神メンタル 心の強い人の人生は思い通り」で目標を明確に設定するべきであるという理由は、自分の目標を達成するために必要なものを見出すためです。
「読んだからこれでメンタルは大丈夫(≧▽≦)☆テヘペロ!!」的な本ではなくちゃんと色々な工程を経て自己肯定感などを組み立てるための本なので「読んだだけで効果を感じられないなんておかしいナリ☆プンプン<`ヘ´>)!)」って人には全く向いてません。
読み終わると目標というちゃんとした自分の目的地を考えるためにはどうするかというのがよくわかるようになります。
「神メンタル」は脳科学・心理学を利用して環境を変えて作り上げる
読んでいくとどのような切り口から「神メンタル」を作り上げるかというのが明確になってきます。
脳科学から記憶を司る部分の機能をかんがみての方法や、心理学的に自分の行動を阻害する反応への対応方法がふんだんに書かれています。
- 変えたいという希望を持った自分
- 変わることに対しての脳の反応
- 変わることに対しての心理的反応
この3つの自分に対してどのようにするかという本であるというのがわかりやすいかと思います。
実際に自分でも行う事が出来る方法が記載されているのであれば、それを有用なものとして行うかどうかは自分次第です。
主人が話していたことですが、昔少年ジャンプで連載されていた漫画の「ヒカルの碁」で伊角さんというちょっとメンタルの弱い設定のキャラがいて、留学した先の中国のヤンさん(だったかな?)が「気持ちっていうのは訓練でコントロールできるんだ。」という事を言います。
当時読んだ主人も「お~、そんなもんか。」と感じてはいましたが、この本は読んで「あ~気持ちを訓練するっていうのはこういう事かな。」と感じたんだそうです。
まとめ
心理学や脳科学的な内容も含めて聞きなれない単語も出てきますが、時間をかけてのんびりと読みながら記載されている方法を繰り返し行うと自分の思考法が明確に変わってくるのがわかります。
ただ効果を感じられるのに非常に時間がかかるので、「実感するまで続けられるか」というのが一番のネックになります。
色々と思考法についての本を読みましたが、メンタルコントロール系の勉強の一助という事では一番いい本でした。
試しに一度オーディブルで聞いてみてはいかがでしょうか。
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