おはようございます。ぱじ山ねまきです。
大人になると知識が増える系の漫画を読みたくなりますね。
今回は美術関係の知識が増える漫画「ギャラリーフェイク」を紹介します。
美術品のムック本を読んだりする人には向いてる本だと思います。
kindle漫画オススメ、「ギャラリーフェイク」で美術の知識を深める
昔は「漫画を読んでるとバカになる」なんてよく言われましたね。最近もそうなのかな?
ただ読む漫画によっては知識が増えるので「どんどん読んだらいいじゃない。」と考えています。
今回紹介する漫画は「ギャラリーフェイク」
往年の名作ですし、何年か前にドラマ化もされたのでが知っている人も多いと思います。
最終巻の32巻が随分厚いのも特徴です。
ギャラリーフェイクの登場人物と概要
基本的に主人公のフジタとその助手:サラ(大富豪の娘)を中心にしたお話。
たまにフジタのライバル的な「美術界のジャンヌダルク」三田村館長や「国宝Gメン」知念さん、慈悲深さに定評のある地蔵さんが出てきます。
タイトルのギャラリーフェイクはフジタが経営する画廊の名前で「表向き」は贋作ばかりを扱っている画廊という事になっています。(※途中から真作を扱った個展も開かれています。)
実はその裏で闇マーケットから流れてきた真作を扱っています。
ギャラリーフェイクの魅力
何より素晴らしいのは古今東西のありとあらゆる美術品が次々と登場するところ。
世の中でやっている美術展にもいきますが、美術関係の知識がこの漫画で蓄えられるのは間違いありません。
何も知らんかったら美術展に行ってみようって気にもなりませんし、まずは情報を集めるための知識が必要ですしね。
そんな時は「ギャラリーフェイク」のような知識を得る系の漫画がうってつけです。
あんまり「お勉強している」感が強いと入ってこないんで。
特にシルバーアクセサリーなどの宝飾品に興味のある方はギメルリング(知恵の輪みたいになっているリングです)や翡翠(フェイツイ:宝飾店のオーナーで大泥棒)が出てくるエピソードは面白いと思います。
ストーリーが面白い
知識が増える系の漫画は紹介する情報が多すぎて漫画のストーリーがおざなりになっているものも多いのですが、ギャラリーフェイクはストーリー自体が面白いです。
特に出てくる登場人物が善人・悪人共に魅力的で、ちょっとブラックジャックっぽいですね。
ストーリーを楽しんで読んだ結果、知識が増えている感じです。
まとめ
美術系の知識が増える漫画として「ギャラリーフェイク」を紹介しました。
少し前の漫画なので現在とは少し解釈が違っている部分もありますが、そこも踏まえて読むと面白いです。
こういった漫画を読んで実際に美術館に出かけるなどするとより一層楽しめるのは言うまでもありません。
周りうんちくを語りたい方は漫画を読んだ後に、さらに美術関係の本を熟読してからの方がいいですよ^^;
あくまで知識の土台です。
とはいえギャラリーフェイクに限ってはかなりしっかりとした内容になっているので美術の参考書感覚で読んでもいいかもしれませんね。
しっかりとモノづくりをしている人へのリスペクトも描かれているので好感が持てます。
時間のある時に是非ご覧ください。
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